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CuSO4 ( リダイレクト:硫酸銅(II) ) : ウィキペディア日本語版
硫酸銅(II)[りゅうさんどう に]

硫酸銅(II)(りゅうさんどう に、、化学式 CuSO4)は、(II)イオンと硫酸イオンのイオン化合物であり、無水物は白色の粉末である。水和物として、有名な青色の三斜晶系結晶(五水和物)の他に、一水和物、三水和物を作り、水に易溶で水溶液は青色を示す。中学校及び高校の理科の実験に用いられることから馴染み深い化合物である。しかし、重金属であるによる毒性が有る為に取り扱いには注意を要し、毒物及び劇物取締法により医薬用外劇物に指定されている〔富山大学・基礎物性工学研究室 「MSDS 硫酸銅(II)五水和物」 〕。
五水和物で、特に鉱物として自然産出するものは、胆礬(たんばん)とも呼ばれている。これは銅山の古い坑道の内壁などで、地下水から析出して結晶となっているものを得ることができる。主に霜柱状、若しくは鍾乳石状の形で産出することが多い。銅の錆である緑青にも含まれる。
== 無水物の製法 ==
硫酸銅(II)水和物の加熱脱水で得られる、白色粉末状の物質である無水物は、脱水時に加熱しすぎると更に反応が進み、黒色の酸化銅(II)三酸化硫黄に分解してしまう。無水物をつくる際は火加減に十分注意しなければならない。
(脱水)
CuSO4・5H2O → CuSO4 + 5H2O
(分解)
CuSO4 → CuO + SO3
硫酸銅(II)五水和物を加熱すると、すぐに結晶から結晶水由来の水分がにじみ出てくるが、質量を測定している場合は決してガラス棒などで触れてはいけない。なぜなら、ガラス棒などで触ると、にじみ出た水に溶けている硫酸銅(II)がガラス棒に付着してしまい、その分だけの重さが減ってしまうためである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「硫酸銅(II)」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Copper(II) sulfate 」があります。




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