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CMRR ( リダイレクト:同相信号除去比 ) : ウィキペディア日本語版
同相信号除去比[どうそうしんごうじょきょひ]
同相信号除去比(どうそうしんごうじょきょひ、: Common-Mode Rejection Ratio、CMRR)とは、差動増幅回路などでの2つの入力に共通する入力信号を除去する傾向の尺度である。CMRRが高い増幅器は、(高い)電圧オフセット上の小さな電圧変動で表される信号を抽出したり、2つの信号の電圧の差が情報となる場合などに利用される。例えば、音響機器における平衡接続がある。
理想的な差動増幅回路は2つの入力電圧 V_+V_- をとり、V_\mathrm=A_d(V_+ - V_-) という出力電圧を生成する。ここで A_\mathrm を差動利得と呼ぶ。しかし、実際の差動増幅回路の出力は次のようになる。
:V_ = A_\mathrm (V_+ - V_-) + \frac A_\mathrm (V_+ + V_-)
ここで A_\mathrm を同相利得と呼び、差動利得よりもかなり小さいのが一般的である。
正のデシベルでCMRRを定義すると、次のようになる。
:\mathrm = 20\log_ \left (\frac \right )
CMRR は非常に重要な仕様であり、同相信号がどれだけ出力されるかを示している。CMRR の値は信号周波数に依存することが多く、その場合は周波数の関数として表す必要がある。
CMRR は信号線でのノイズ削減で重要となる。例えば、ノイズの多い環境で熱電対の出力を計測する場合、環境ノイズは両方の線のオフセットとして現れ、同相電圧信号となる。測定装置のCMRRにより、そのオフセットまたはノイズを減衰させるべき量が決定される。
== オペアンプの例 ==
オペアンプには2つの入力 V+ と V- があり、開ループ利得を G とする。理想的にはオペアンプの出力は次の式で表される。
:V_\mathrm = (V_+ - V_-) \cdot G_\mathrm
この式ではCMRRが無限大と仮定している。(相互に相対的な定数成分以外の)入力の変化がどちらも全く同じ量の場合、その変化は出力には現れない。実際にはこうはならず、CMRRが小さいほど、同相成分が出力に大きく現れる。典型的なオペアンプである 741 では CMRR は 90 dB であり、多くの場合これで十分である。通常の応用では 70 dB で事足りるが、精密な用途では 120 dB 以上の CMRR のオペアンプが使われる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「同相信号除去比」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Common-mode rejection ratio 」があります。




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