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C20H19N3 ( リダイレクト:フクシン ) : ウィキペディア日本語版
フクシン

フクシン(Fuchsine)またはローズアニリン塩酸塩化学式C20H19N3·HClで表される紅紫色染料である〔"Basic chemical data" . ''Discovery Series'' online database, Developmental Therapeutics Program, U.S. National Institutes of Health. Retrieved on 2007-10-08.〕〔Goyal, S.K. 2 determination and method sensitivity analysis" ">"Use of rosaniline hydrochloride dye for atmospheric SO2 determination and method sensitivity analysis" . ''Journal of Environmental Monitoring'', 3, 666-670, DOI: 10.1039/b106209n. Retrieved on 2007-10-08.〕。実際には類似する化合物の混合物であり、その構成物質は様々な名で呼ばれる〔。
固体では暗緑色結晶だが、に溶けて紅紫色になる。織物を染める他、細菌染色消毒に用いられる。
==沿革==
フクシンは1858年、アウグスト・ヴィルヘルム・フォン・ホフマンによってアニリン四塩化炭素から合成された。François-Emmanuel Verguinはホフマンと同年、独立にこの物質を発見し特許を取った。"フクシン"という名はその製造業者Renard frères et Franc〔Béchamp, M. A. (January–June 1860.) "Comptes rendus hebdomadaires des séances de l'Académie des sciences. 1860. (T. 50)." ''French Academy of Sciences'', Mallet-Bachelier: Paris, tome 50, page 861. Retrieved on 2007-09-25.〕によって付けられた。由来は諸説あるが、植物学者レオンハルト・フックスに献名された植物フクシア(花の色が似る)に因むという説〔(2004.) "Fuchsin" ''The American Heritage Dictionary of the English Language, Fourth Edition,'' , via dictionary.com. Retrieved on 2007-09-20〕、自身の名Renard(キツネ)をドイツ語にした''Fuchs''に由来するという説がある〔"Fuchsine." (Website.) ''ARTFL Project: 1913 Webster's Revised Unabridged Dictionary''. Retrieved on 2007-09-25〕。1861年の''Répertoire de Pharmacie''によると、双方の理由で命名したようである〔Chevreul, M. E. (July 1860). "Note sur les étoffes de soie teintes avec la fuchsine, et réflexions sur le commerce des étoffes de couleur." ''Répertoire de Pharmacie'', tome XVII, p. 62. Retrieved on 2007-09-25.〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Fuchsine 」があります。




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