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電気2重層 : ミニ英和和英辞書
電気2重層[でんき]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

電気 : [でんき]
 【名詞】 1. electricity 2. (electric) light 
: [げ, き]
  1. (suf) (uk) seeming 2. giving the appearance of 3. giving one the feeling of
: [おも]
  1. (adj-na,n) main 2. principal 3. important

電気2重層 ( リダイレクト:電気二重層 ) : ウィキペディア日本語版
電気二重層[でんきにじゅうそう]

電気二重層(でんきにじゅうそう)は、荷電粒子が比較的自由に動ける系に電位が与えられたとき、電場にしたがって荷電粒子が移動した結果、界面に正負の荷電粒子が対を形成して層状に並んだもの。
仕事関数の違いや帯電の影響によって、2つの異なる物質が接する界面には、一般的にある程度の電位差が生じる。このため、どちらかの物質中で荷電粒子が移動可能であれば、界面には必ず電気二重層が形成される。具体的には、電気分解を行う際の電解液電極界面コロイド粒子と分散媒の界面、半導体pn接合面などについて考えられることが多い。
電気二重層は、微小なスケールでの物質の運動に大きな影響を与えるため、ほとんどの電気化学現象のほか、コロイドの安定性や、Micro-TASでの流体力学などを考える際に重要となる。
== 電極と電解液の界面 ==
電解液に電極から電位が印加されると、電場によって電解液中のイオンが移動し、陽極にはアニオンが、陰極にはカチオンが集まり、最終的に電極との界面に整列する。この状態は誘電体に外部電位を与えた状態にも似ており、静電容量を持つことから、一定の電荷が充電されることになる。この現象は電気二重層コンデンサキャパシタ)に利用されている。
電気二重層は、電極近傍でのイオンの挙動に大きな影響を与えるため、電気化学などの分野では重要な意味を持つ。電気二重層の物理的なモデルとしては、ヘルムホルツのモデル、グイチャップマンのモデル、シュテルンのモデルなどが知られる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「電気二重層」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Double layer (plasma) 」があります。




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