翻訳と辞書
Words near each other
・ 関急奈良駅
・ 関急富田駅
・ 関急弥富駅
・ 関急旅行社
・ 関急生駒駅
・ 関急百貨店
・ 関急蟹江駅
・ 関急郡山駅
・ 関急長島駅
・ 関急電
関悦史
・ 関愛永
・ 関憲太郎
・ 関成孝
・ 関成政
・ 関成次
・ 関成煥
・ 関成重
・ 関戸
・ 関戸 (多摩市)


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

関悦史 : ミニ英和和英辞書
関悦史[せき えつし]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [せき, ぜき]
 (suf) honorific added to names of makuuchi and juryo division sumo wrestlers
: [えつ]
 【名詞】 1. self-satisfaction 2. rejoicing

関悦史 : ウィキペディア日本語版
関悦史[せき えつし]
関 悦史(せき えつし、1969年昭和44年〉9月21日 - )は、俳人茨城県土浦市出身。二松学舎大学文学部国文科卒。吉岡実の散文で富澤赤黄男永田耕衣高柳重信を知ったことから現代俳句に触れ、数年後、20代半ばより病中の気散じに作句をはじめる。2002年、すべて漢字・カタカナで記した作品「マクデブルクの館」100句〔「マクデブルクの館 」(悦史の部屋)〕により第一回芝不器男俳句新人賞城戸朱理奨励賞を受賞。また俳句評論家としても活動し、2008年、「全体と全体以外―安井浩司的膠着について―」〔「全体と全体以外――安井浩司的膠着について 」(豈weekly、2009年2月14日)〕で現代俳句評論賞佳作。 2009年、「天使としての空間―田中裕明的媒介性について―」〔「天使としての空間―田中裕明的媒介性について― 」(豈weekly、2009年10月22日)〕で俳句界評論賞受賞、「他界のない供犠―三橋鷹女的迷宮について」〔「他界のない供犠―三橋鷹女的迷宮について 」(豈weekly、2009年8月15日)〕で再び現代俳句評論賞佳作。2009年より「」同人。同年、若手俳人アンソロジー『新撰21』に入集。2010年、角川書店の雑誌『俳句』での座談会をきっかけにして、同年代の俳人榮猿丸鴇田智哉と俳句ユニット「SST」を結成。
2011年3月、東北地方太平洋沖地震により茨城県にて被災し、自宅が半壊。同12月、第一句集『六十億本の回転する曲がつた棒』刊行。2006年から2011年までに発表された句を中心に796句を収めた。作品は現代文学・現代思想への知識を下敷きにしたパロディ・コラージュや、私的・日常的体験を基にした写生的なものなど多様な姿を見せており、第一句集の最後の章「うるはしき日々」では震災体験を題材にした句を収めている。同著で第3回田中裕明賞受賞。2012年現代詩手帖』俳句時評を担当。2014年「クプラス」創刊に参加。
== 作品例 ==
いずれも第一句集『六十億本の回転する曲がつた棒』より。
*蠟製のパスタ立ち昇りフォーク宙に凍つ(「日本景」)
*真青ナル文盲の魚飛ビ交ヘリ(「マクデブルクの館」)※原文は旧字体。
*入歯ビニールに包まれ俺の鞄の中(「介護」)
*人類に空爆のある雑煮かな(「襞」)
*テラベクレルの霾(つちふ)る我が家の瓦礫を食へ(「うるはしき日々」)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「関悦史」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.