翻訳と辞書
Words near each other
・ 那珂郡 (茨城県)
・ 那珂郡 (讃岐国)
・ 那珂郡 (香川県)
・ 那珂郵便局
・ 那珂高校
・ 那珂高等学校
・ 那瑪夏
・ 那瑪夏区
・ 那瑪夏郷
・ 那田尚史
那由他
・ 那由他 (漫画)
・ 那由多
・ 那由多の軌跡
・ 那由多遥
・ 那留村
・ 那羅伽波寧村経
・ 那羅延天
・ 那羅延金剛力士
・ 那自賣神社


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

那由他 : ミニ英和和英辞書
那由他[なゆた]
(n) 10^60
===========================
那由他 : [なゆた]
 (n) 10^60
: [よし]
 【名詞】 1. reason 2. significance 3. cause 
: [ほか]
 (n-adv,n) other (esp. places and things)
那由他 : ウィキペディア日本語版
那由他[なゆた]

那由他(なゆた)は漢字文化圏における単位の一つ。那由他がいくつを示すかは時代や地域により異なり、また、現在でも人により解釈が分かれる。一般的には1060を指すが、1072とする人もいる。
那由他は元は仏教用語で、梵語の"nayuta"を音訳した、「極めて大きな数量」(新村出編 『広辞苑』第三版)の意味である。法華経の「化城喩品(けじょうゆほん)」や「如来寿量品(にょらいじゅりょうほん)」などに、「五百四十万億那由他劫、大通智勝仏の寿命は五百四十万億那由他劫」「百千万億那由他阿僧祇劫、百千万億那由他阿僧祇劫の時間」といったような用例が見られる。「万億那由他」「百千万億那由他」は上数の用法である。
数の単位としての初出は、元の朱世傑による数学書『』であり、それまであったよりも上の位として、以上の他の単位とともに登場した。極以外は全て仏典からとられたものである。当時はすでに中数が使用されており、那由他は阿僧祇(10104)の万万倍で10112となる。
和書の中で、「那由他」を数の単位の一つとして正確に定義づけた上で他の用語とともに体系的に説明したのは、江戸時代に執筆され、当時ベストセラーとなった数学書である『塵劫記』が最初である。寛永4年(1627年)の初版では、載までを下数、極以上を万万進としたため、那由他は阿僧祇(1031)の万万倍で1039となる。寛永8年版では載までを中数の万進に改めたため、那由他は阿僧祇(1064)の万万倍で1072となった。寛永11年版で万進に統一され、那由他は阿僧祇(1056)の万倍の1060となった。ただし、今日でも寛永8年版を根拠に那由他を1072とする人もいる。もっとも、以上の数については指数表記が用いられるのが普通であって実用ではまず用いられないので、極以降の値がどうなっていてもそれほど問題にはならない。
那由他の位および前後の位の命数は以下のようになる。

==関連項目==

*命数法
*数の一覧
*数の比較
*さらば青春の光 (お笑いコンビ) 2012年のキングオブコントでぼったくりバーというコントで200那由他とんで3万を請求するというネタを披露した。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「那由他」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.