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道雄文庫ライブラリー : ミニ英和和英辞書
道雄文庫ライブラリー[みちおぶんこらいぶらりー]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [おす]
 【名詞】 1. male (animal) 
: [ぶん]
 【名詞】 1. sentence 
文庫 : [ぶんこ]
 【名詞】 1. library 2. book collection 
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

道雄文庫ライブラリー : ウィキペディア日本語版
道雄文庫ライブラリー[みちおぶんこらいぶらりー]

道雄文庫ライブラリー(みちおぶんこライブラリー)は、東京都大田区にかつて存在した家庭図書館。『赤毛のアン』の翻訳で知られる翻訳家・村岡花子の自宅の蔵書を図書館として開放したもので、日本初の家庭図書館であり、児童文学の先駆けとされる。
== 歴史 ==
村岡家には花子の仕事の関係で児童書が豊富にあり、近所の子供たちが童話などを借りに頻繁に訪れていたことから、花子の娘のみどり(当時大学生)が図書館の開館を提案。1952年昭和27年)、まだ公立の児童図書館もなかった時代に、早世した花子の長男の名をとり、みどりを館長として開館した。
自宅内の書架と屋外の物置に蔵書類を並べたのみで、図書館としては小規模だが、花子の子供らがかつて読んだ本、花子自らが翻訳を手がけた本、それに近所からの寄贈を加え、開館当初から1000冊近い児童書が揃えられた〔。当時のベビーブームもあって芋蔓式に会員が増え〔、下は幼稚園児から上は高校生まで、常時20人ほどの来館者がおり、日曜日には40人から50人も訪れていた〔。
読書のみならず、談話会や討論会、英語や作文の教室、遠足やクリスマス会も開催され〔、本が嫌いでも、行事や子供たちとの交流のみを楽しみに来館する子供もいた〔。当時近所に下宿していた渡辺茂男も運営を手伝った〔。新聞や子供雑誌での話題にものぼった〔。
みどりの結婚・別居後は運営者が花子と家政婦のみになり、開館日が土・日曜日のみに絞られたが、花子の本業が次第に多忙化して運営が困難となり、1967年(昭和42年)、花子が眼病で入院したことを機に閉館〔。その後も子供たちを楽しませるため、童話、伝記、学習読み物など約400冊の蔵書類が近隣の大田区立入新井第二小学校、同第四小学校に寄贈された〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「道雄文庫ライブラリー」の詳細全文を読む




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