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解体新書 : ミニ英和和英辞書
解体新書[かいたいしんしょ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

解体 : [かいたい]
  1. (n,vs) dismantling 
: [しん]
  1. (n,n-suf,pref) new 
新書 : [しんしょ]
 【名詞】 1. new book 2. 17 x 11 cm paperbook book 
: [しょ]
 【名詞】 1. penmanship 2. handwriting 3. calligraphy (esp. Chinese)

解体新書 : ウィキペディア日本語版
解体新書[かいたいしんしょ]
解體新書』(かいたいしんしょ、解体新書)は、ドイツ人医師ヨハン・アダム・クルムスの医学書"Anatomische Tabellen"のオランダ語訳『ターヘル・アナトミア』を江戸時代の日本で翻訳した書。西洋語からの本格的な翻訳書として日本初。著者は前野良沢(翻訳係)と杉田玄白(清書係)。安永3年(1774年)、須原屋市兵衛によって刊行される。本文4巻、付図1巻。内容は漢文で書かれている。

== 経緯 ==

明和8年(1771年3月4日、蘭方医の杉田玄白前野良沢中川淳庵らは、小塚原の刑場において罪人の腑分け(解剖)を見学した(なお、この場に桂川甫周がいたとする説もあるが、『蘭学事始』の記述からは、いなかったと考えるのが自然である)。玄白と良沢の2人はオランダ渡りの解剖学書『ターヘル・アナトミア』をそれぞれ所持していた。実際の解剖と見比べて『ターヘル・アナトミア』の正確さに驚嘆した玄白は、これを翻訳しようと良沢に提案する。かねてから蘭書翻訳の志を抱いていた良沢はこれに賛同。淳庵も加えて、翌日の3月5日から前野良沢邸に集まり、翻訳を開始した。『解体新書』を将軍に紹介したのは、桂川甫三である。
当初、玄白と淳庵はオランダ語を読めず、オランダ語の知識のある良沢も、翻訳を行うには不十分な語彙しかなかった。オランダ語の通詞長崎にいるので質問することも難しく、当然ながら辞書も無かった。そこで、暗号解読ともいえる方法により、翻訳作業を進めた。この様子については杉田玄白晩年の著書『蘭学事始』に詳しい。杉田玄白は、この厳しい翻訳の状況を「櫂や舵の無い船で大海に乗り出したよう」と表した。安永2年(1773年)、翻訳の目処がついたので、世間の反応を確かめるために『解体約図』を刊行する。
安永3年(1774年)『解体新書』刊行。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「解体新書」の詳細全文を読む




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