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親子 : ウィキペディア日本語版
親子[おやこ]

親子(おやこ、しんし)とは、のこと〔広辞苑第五版〕〔デジタル大辞泉〕である。また、その関係〔。「親子」という語は父母と子の関係を意味する語であるが、生みの親と子の血縁的な関係だけでなく、養親養子の関係も指す〔平凡社『世界大百科事典』【親子】〕。父と子、あるいは、母と子の関係に限定して使用するときは、それぞれ父子、あるいは、母子という。また、親分子分の関係、親方子方の関係など、習俗上親子関係になぞらえた関係(擬制的親子関係)を指しても用いられる〔。
普通の文脈で親子と言えば、命あるもの、特に人間におけるそれを指していることが多い。
比喩的な用法としては、あるものから別の物が派生したときの関係を「親子」と言う場合がある(たとえば、コンピュータ上でプログラムの実行形態プロセスにおいてあるプロセスが別のプロセスを作成した場合、両者の間で親子(関係)と言う場合がある)ほか、同じような形状で大きさの異なるものが対になっている場合にも、大きい方を親、小さい方を子ということがある。
本記事ではまず人間の親子関係について説明し、次に生物一般などの親子関係についても説明する。
== 人間の親子関係 ==
親子関係では、文化圏によっては、ことさら「血のつながり」つまり生物学的な要素が強調されることがあるが、これは実は必ずしも一般的というわけではなく、どの社会でも血のつながりがあればただちに社会的にも親子関係が発生するとされているわけではない〔。このことは社会人類学者B.マリノフスキーらによって早くから指摘された〔。
例えば、トロブリアンド諸島の原住民は、(生物学上の)父親が果たす役割を知らない。だが、タマと呼ばれる男性母親の親しい人であり、愛情をこめて自分たちを養育してくれる男親であり、いわゆる今日の父親像と本質的に異ならない〔。つまり彼らは父子間の血のつながりは認識しないが、社会的な父親の存在を認めているのである〔。
このような事実があるため、一般に(厳密には)<<社会的な父親>>と<<自然的な父親(生物学的な父親)>>が区別され、<<社会的な父親>>のことをpater ペーター、<<生物学的な父親>>はgenitor ジェニターと呼ばれている〔。
と子の関係も、必ずしも子供は産んだ女性に愛着を示すわけではなく、養育活動と血のつながりは区別されると指摘されており〔、<<社会的な母親>>をmaterマター、<<自然的(生物学的)母親>>をgenitrixジェニトリックスと区別する余地がある〔という。

英語では親であることを、biological parentage /non-biological parentage などと呼びわけることが行われている。
日本では「実(の)親」「義理の親」「仮親」と分類することが行われている。
また、母親が再婚した相手は継父(ママチチ)、父親が再婚した相手は継母(ママハハ)である。つまり継父と子の関係、継母と子の関係もある。
また最近では、人工授精代理出産等も広く行われるようになっており、新たな要素が加わり、「親子」の概念も非常に複雑になってきている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「親子」の詳細全文を読む




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