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藤沢恒夫 : ミニ英和和英辞書
藤沢恒夫[ふじさわ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ふじ]
 【名詞】 1. wisteria 
: [さわ]
 【名詞】 1. (1) swamp 2. marsh 3. (2) mountain stream 4. valley 5. dale 
: [おっと]
 【名詞】 1. (hum) (my) husband 

藤沢恒夫 ( リダイレクト:藤沢桓夫 ) : ウィキペディア日本語版
藤沢桓夫[ふじさわ たけお]

藤沢 桓夫(ふじさわ たけお、1904年7月12日 - 1989年6月12日)は、日本小説家。「藤沢恒夫」と表記される場合もあるが、これは誤記である。
大阪市生まれ。藤沢南岳の孫で関西大学初の名誉教授となった藤沢黄坡の長男。旧制大阪高校在学中に武田麟太郎三高)・長沖一林広次らとともに同人誌『辻馬車』を発刊、1925年同誌に発表した「首」でデビューし新感覚派として目された。1927年大阪高校を卒業し東京帝国大学に入学、在学中は新人会で活動しプロレタリア文学に転向、1930年『傷だらけの歌』を書く。1931年文学部国文科を卒業したのち肺病で大阪に帰り、1936年『花粉』、1941年 - 1942年の『新雪』で新聞小説家として復帰。その後、大衆・流行作家として数多くの小説を書き、晩年まで関西文壇の長老として活動を続けた。アマチュア五段(没後七段を追贈された)の段位を持つ程の、文士きっての将棋好きとしても知られ、その腕前は山口瞳から「ほとんどプロに近い」と評されている。また、それを生かした将棋を題材にした小説や随筆を多く書き、新境地を開いた。
作家石浜恒夫の従兄にあたる。また、直接の関係は無いが歌手の藤島桓夫の芸名の由来である。
==著書==

*傷だらけの歌 新鋭文学叢書 改造社, 1930
*辻馬車時代 新鋭文学叢書 改造社, 1930
*生活の旗 天人社,1930 (現代暴露文学選集)
*街の灯 春秋社, 1933
*燃える石 改造社, 1934(文芸復興叢書)
*大阪の話 サイレン社, 1935
*憎しみの坩堝 政経書院, 1935
*恋人 竹村書房, 1936
*道頓堀の女 大阪物語集 信正社, 1937
*花粉 新潮社, 1937
*大阪 中央公論社, 1937
*花ある氷河 竹村書房, 1938
*緑の褥 竹村書房, 1939
*赤い月 河出書房, 1940
*淡雪日記 大阪物語集 輝文館, 1940
*大阪手帖 随筆 秩父書房, 1941
*横顔 輝文館, 1941
*郷愁 春陽堂, 1942
*新雪 新潮社, 1942
*勁い花々 学芸社, 1943
*幸福問答 春陽堂書店, 1943
*生活の樹 全国書房, 1943
*美しい季節 新太陽社, 1943
*風に立つ 春陽堂, 1944
*花言葉 弘文社, 1946
*水のほとり 桂書店, 1946
*朝の歌 三島書房, 1946
*女学生 新太陽社, 1947
*牧歌 三島書房, 1947
*初戀 弘文社, 1947
*青春の弾道 中川書店, 1948
*白鳥は悲しまず 三河書房, 1948
*愛する権利 鷺ノ宮書房, 1948
*私は見た 新潮社, 1948
*明日 世間書房, 1948
*青春奇談 裾花書院, 1949
*感情旅行・花ふたたび 大日本雄弁会講談社, 1951
*白蘭紅蘭 湊書房, 1952
*妖精は花の匂いがする 東成社, 1952 (ユーモア小説全集)
*レモンの月 朝日新聞社, 1952
*青い薔薇 読売新聞社, 1953
*東京マダムと大阪夫人 東京文芸社, 1954
*緑の詩集 東京文芸社, 1954
*天使は濡れている 東京文芸社, 1954
*大阪五人娘 東方社, 1954
*藤沢桓夫長篇小説選集 1-14 東方社, 1954-56
*白鳥は死なず 東方社, 1955
*黄金の椅子 講談社, 1955
*結婚記 東方社, 1956
*青・白・赤 角川書店, 1956 (角川小説新書)
*薔薇はよみがえる 大日本雄弁会講談社, 1956 (ロマン・ブックス)
*君は花の如く 大日本雄弁会講談社, 1956
*わが花わが夢 東方社, 1956
*君よ知るや 東方社, 1957
*慕わしの御名 東方社, 1958
*青髯殺人事件 講談社, 1959 (ロマン・ブックス)
*都会の白鳥 講談社, 1959 (ロマン・ブックス)
*大阪 我がふるさとの…… 田村孝之介共著 中外書房, 1959
*青春の打席 角川書店, 1959
*泉は涸れず 講談社, 1959
*大阪八景 講談社, 1960
*康子は推理する 東京文芸社, 1960
*新・大阪物語 桃源社, 1963
*京都大阪神戸300円味の店 北野栄三共著 有紀書房, 1966
*将棋水滸伝 文藝春秋, 1967
*天使の羽根 講談社, 1968
*人生師友 随想集 弘文社, 1970
*名人物語 大阪教育図書, 1971
*大阪自叙伝 朝日新聞社, 1974 のち中公文庫
*大阪の人 光風社, 1974
*将棋百話 わが観戦記 升田幸三伝 勝負師・大山康晴 弘文社, 1974
*棋士銘々伝 講談社, 1975
*四十一枚目の駒 講談社, 1976
*将棋童子 講談社, 1979
*将棋に憑かれた男 双葉社, 1980
*人生座談 随筆 講談社, 1981
*私の大阪 創元社, 1982
*回想の大阪文学 ブレーンセンター, 1983
*川柳にみる大阪 橘高薫風共著 保育社, 1985 (カラーブックス)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「藤沢桓夫」の詳細全文を読む




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