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芸術断想 : ミニ英和和英辞書
芸術断想[げいじゅつだんそう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [げい]
 【名詞】 1. art 2. accomplishment 3. performance 
芸術 : [げいじゅつ]
 【名詞】 1. (fine) art 2. the arts 
: [すべ]
 【名詞】 1. way 2. method 3. means
: [だん]
 【名詞】 1. failure 
: [そう]
 【名詞】 1. conception 2. idea 3. thought 

芸術断想 : ウィキペディア日本語版
芸術断想[げいじゅつだんそう]

芸術断想』(げいじゅつだんそう)は、三島由紀夫評論随筆。三島が鑑賞した歌舞伎戯曲映画オペラバレエなどの様々な評論と、それにまつわる芸術論を綴った随筆である。時にはその鋭い美的鑑賞眼で、俳優の演技や演出について辛辣に批評している。最後の章では、劇場めぐりをつづける観客および劇評家の心境として、安楽な椅子に座り最上の待遇にもかかわらず、〈示されるもの、見せられるもの〉を見るというその受動的な状況に、人間の本来の在り方から反する不自然さを感受し、〈観客〉などと十把一からげに呼称される〈芸術の享受者〉の立場の中には〈何か永遠に屈辱的なもの〉があると随想している。
1963年(昭和38年)、雑誌『芸術生活』8月号から翌1964年(昭和39年)5月号まで連載された〔井上隆史「作品目録」()〕。単行本はその翌年の1965年(昭和40年)8月20日に、集英社より『目――ある芸術断想』として刊行された〔山中剛史「著書目録――目次」()〕。文庫版はちくま文庫より刊行された〔。
== 内容 ==
10の章に分けられ、舞台や映画の感想や批評、それに伴う芸術論や随想が断片的に綴られてゆく。
;舞台のさまざま
:銕仙会の能『大原御幸』と『竜田』(シテ方観世銕之丞)、パリ・オペラ座のバレエ『フェードル』(原作:ラシーヌ。台本・装置・衣裳:コクトー)、文学座アトリエ公演『女中たち』(原作:ジャン・ジュネ)、『三原色』(原作:三島由紀夫。演出:堂本正樹
;猿翁のことども
:ディエス・デル・コラール著『ヨーロッパの略奪』、猿翁の演技について、戯曲『トスカ』(原作:サルドゥ。潤色:三島由紀夫。主演:杉村春子)、短編小説について、映画『』(監督:ヒッチコック)、能『俊寛』(シテ方:観世静夫)、
;詩情を感じた「蜜の味」
:オペラ『美濃子』執筆について、東宝劇団の『桑名屋徳蔵入舟噺』(原作:並木正三。演出:郡司正勝。装置:高根宏治)、銕仙会の能『敦盛』(シテ方:山本真義)、映画『蜜の味』(監督:トニー・リチャードソン)、文楽妹背山
;群集劇の宿命
:芸術上の想像力について、文学座アトリエ公演『調理場』(原作:ウェスカー。演出:木村光一)、歌舞伎『楼門』、エドワード・アルビーの戯曲『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない』、日生劇場見学
;期待と失望
:『鹿鳴館』(原作:三島由紀夫。出演:水谷八重子)、俳優論、歌舞伎『千本桜』(主演:松緑)、二科展鑑賞、ボクシング世界フライ級選手権試合(海老原vs.ポーン)観戦
;三流の知性
:ベルリン・オペラトリスタンとイゾルデ』(原作:ワーグナー。演出:ヴィーラント・ワグナー)、オペラ『フィデリオ』(原作:ベートーヴェン。演出:ゼルナー)、銕仙会の能『朝長』(シテ方:観世銕之丞)、サンケイホールでの丸山明宏リサイタル、ニーチェ著『ニーチェ対ワグナー』
;モニュメンタルな演技
:歌舞伎『先代萩』、歌舞伎『京鹿子娘道成寺』、民芸公演『夏の日、突然に』(原作:テネシー・ウィリアムズ)、喜びの琴事件について
;英雄の病理学
:映画『アラビアのロレンス』(監督:デヴィッド・リーン)、サンケイホールでのホセ・リモン舞踊団の公演(『パッサカリアとフーガ・ハ短調』、『皇帝ジョーンズ』、『コンチェルト・グロッソ・ニ短調』、『ミサ・ブレヴィス』)、歌舞伎『忠臣蔵六段目』(主演:市川猿之助)、銕仙会の能『野宮』(シテ方:観世静夫)
;憤りの詩心
:映画『おかしなおかしなおかしな世界』(監督:スタンリー・クレイマー)、日生劇場での武智歌舞伎公演『勧進帳』(演出:武智鉄二)、能『』と『石橋』、浅野晃の詩集『寒色』、日本の舞台装置について、プロデューサー・システムについて
;劇中の中の「自然」
:スタニスラフスキー著『俳優修業』と演出家論、『リチャード三世』(原作:シェイクスピア。演出:福田恆存)、歌舞伎『弁天小僧』、オペラ『ロング・クリスマス・ディナー』(原作:ヒンデミット。演出:松浦竹夫)、観劇めぐりをつづけるニヒリズムについて
三島由紀夫は、刊行本に際しての「あとがき」で、以下のように述べている。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「芸術断想」の詳細全文を読む




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