翻訳と辞書
Words near each other
・ 翁長明弘
・ 翁長舞
・ 翁長良宏
・ 翁長裕
・ 翁長誠
・ 翁長雄志
・ 翁飴
・ 翂
・ 翃
・ 翄

・ 翅のある馬
・ 翅の突然変異体
・ 翅垂
・ 翅垂部
・ 翅型
・ 翅基片
・ 翅多型
・ 翅幹部
・ 翅底骨


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

翅 : ミニ英和和英辞書
翅[はね]
【名詞】 1. (1) feather 2. plume 3. wing 4. (2) blade (fan, propeller, etc.) 5. (3) shuttlecock
翅 ( リダイレクト:昆虫の翅 ) : ウィキペディア日本語版
昆虫の翅[こんちゅうのはね]

昆虫の翅(こんちゅうのはね)では、昆虫類の翅(はね)、一般にいう羽の構造について記す。いわゆるの一つであるが、脊椎動物のそれとは全く起源が異なるものである。
== 翅の構造 ==

昆虫のいわゆる羽・羽根は、生物学の専門用語では(はね)と表記され、成虫のみが使用可能な器官である〔カゲロウ目亜成虫は、飛翔能を有する翅を持つが性的には未成熟であるので、翅を成虫のみが使用可能な器官とする場合の唯一の例外である。〕。そのため、成虫になる時の脱皮を特に羽化という。
昆虫の翅は、胸部の背面から突き出している。昆虫の胸部は三節あり、それぞれ一対ずつの歩脚があるが、翅は第二節と第三節の背面から一対ずつ出る。したがって、昆虫の翅は、脊椎動物に見られるような、前足の変形ではない。翅があっても歩脚の性能は変わらない。飛行可能な脊椎動物(翼竜コウモリ)が、その代わりに歩行能力を大幅に制限されるのとは異なり、昆虫の多くは十分な歩行能力をもっている。このような翅のあり方をもつのは昆虫以外では、空想の産物である天使烏天狗などにしか見られない。地球の歴史上、地上で初めて飛行をするようになったのも昆虫である。
昆虫の翅は、背中の外骨格が薄く伸びたもので、キチン質でできている。膜状に広がった翅を支えるために、太くなったキチン質の筋が葉脈のように翅に広がる。これを翅脈と言う。翅脈の配置などは、分類上重視される。翅の表面にはが並ぶこともある。小型の昆虫では、翅の周辺に並ぶ毛が、翅の面積を稼いでいる。また、翅脈は鱗翅目昆虫の羽化時、翅を伸ばすために体液を流すところとしても知られている。
昆虫に含まれるは、それぞれ独特の特徴をもった翅を持っている。そのため、翅の構造にちなんだ学名を持ち、日本語でもそれを直訳した名称を使用していた(例:Diptera:二枚の翅→双翅目)。しかし、最近では賛否両論あるものの、1988年刊行の『文部省学術用語集「動物学編」』の方針に従い、そこに含まれる代表的昆虫の名で置き換えることが多くなっている(例:双翅目→ハエ目)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「昆虫の翅」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Insect wing 」があります。

翅 : 部分一致検索
翅 [ はね ]

===========================
「 翅 」を含む部分一致用語の検索リンク( 52 件 )
しょう翅
上翅
上翅側片
内翅類
前翅基骨
半しょう翅
半翅目
半翅類
半鞘翅
双翅類
同翅類
基翅節片筋
外翅類
尾翅
後翅
後翅基骨
有翅
有翅型
有翅昆虫亜綱
有翅胸節
有翅虫
毛翅類
無翅
無翅型
無翅昆虫亜綱
無翅虫
異翅類
直翅類
短翅
短翅型
短翅虫

翅の突然変異体
翅垂
翅垂部
翅型
翅基片
翅幹部
翅底骨
翅突起
翅脈
翅脈相
翅芽
翅鞘
脈翅類
膜翅類
長翅型
長翅虫
長翅類
鞘翅
鱗翅類
鳳翅鐘



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.