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繊毛 : ウィキペディア日本語版
繊毛[せんもう]

繊毛(せんもう)は、細胞小器官の一つで、鞭毛と同様、細胞の遊泳に必要な推進力を生み出すものである。構造的には鞭毛と全く同じであるが、鞭毛運動に加えて繊毛運動が可能である点が異なる。また分布様式の点から、短い毛が多数並んだものを繊毛と呼ぶのに対し、長短に関わらず本数が少ない場合は鞭毛とする区別もある。原生生物においては繊毛虫が持つもののみが繊毛と呼ばれる。なお、細菌類の細胞外繊維で、鞭毛でないものを線毛という。
== 繊毛の動作 ==

=== 繊毛運動 ===
推進力を生み出す有効打(effective stroke)と、次の有効打の準備として鞭毛を元の位置に戻す回復打(recovery stroke)とを繰り返す運動。有効打と回復打を合わせて繊毛打とも呼ばれる。水泳の平泳ぎのようなイメージであり、繊毛虫の遊泳はこの運動による。多細胞生物では運動が神経支配を受ける例もあり、濾過摂食時の食物輸送の他、体液循環、排出物や生殖産物の移送、経路の清掃などの役目を担う。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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