翻訳と辞書
Words near each other
・ 紆曲
・ 紇
・ 紈
・ 紉
・ 紊
・ 紊乱
・ 紋
・ 紋 (曲)
・ 紋三郎稲荷
・ 紋中紋
紋付
・ 紋付き
・ 紋付羽織袴
・ 紋切り型
・ 紋切り型態度
・ 紋切り型行動
・ 紋切型
・ 紋切型態度
・ 紋切型辞典
・ 紋別


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

紋付 : ミニ英和和英辞書
紋付[もんつき]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [もん]
 【名詞】 1. (family) crest 2. coat of arms 
: [ふ]
  1. (n,vs) giving to 2. submitting to 3. refer to 4. affix 5. append

紋付 : ウィキペディア日本語版
紋付[もんつき]
紋付(もんつき)とは家紋の入った着物のこと。紋服(もんぷく)ともいう。紋付という言葉には二義あり、一つは紋の入った着物一般もしくは着物に紋が入っていることを指して用い、もう一つは特に男物の紋付小袖の略称として用いる。しかし、紋付とのみ言った場合には後者のほうが一般的で、羽織、女ものの着物は含まれない。本項では紋付小袖について述べる(着物に紋が入ることの意味に関しては家紋の項を参照)。
==概要==
紋付小袖の起源は江戸時代初期にあるとされる。それまで正装の際に用いる小袖は熨斗目小袖が一般的であったが、これの略式として五つ紋の入った無地もしくは熨斗目の小袖を用いることが行われるようになった。紋付小袖は、武家社会では略装の裃や羽織などのような準礼装にもっぱら用いられたが、下級の武士や町人においては次第にこれが礼装もしくは最礼装として扱われるようになり、明治の勲章着用規定によって男子の第一礼装の際に紋付小袖を用いることが定められるにいたった。
その形状は通常の小袖(長着)と特に異なるところはなく、背中の中央部、両袖の後側、両胸の部分に紋が入っているところが特徴である。以上の五箇所に紋があるものを五つ紋と呼び、これが正式の紋付小袖のかたちであるが(これは大紋の紋の入れ方を受継いだもの)、両袖を略した三つ紋、背中の紋のみの一つ紋の紋付もあり、準礼装として通用する。小袖の模様は熨斗目もしくは無地であるが、現在では無地のみが用いられ、熨斗目小袖の紋付は歌舞伎時代劇の衣装として残るのみである。裃において無地の紋付小袖を用いることは江戸期においては略装であったが、現在では正式の着用方法として行われている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「紋付」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.