翻訳と辞書
Words near each other
・ 竜翼のメロディア
・ 竜翼のメロディア -Diva with the blessed dragonol-
・ 竜耀路駅
・ 竜胆
・ 竜胆寺雄
・ 竜胆瀉肝湯
・ 竜脚下目
・ 竜脚形亜目
・ 竜脚形類
・ 竜脚類
竜脳
・ 竜脳菊
・ 竜腹寺
・ 竜舌蘭
・ 竜舌蘭 (アルバム)
・ 竜舞駅
・ 竜舟
・ 竜船
・ 竜華
・ 竜華中路駅


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

竜脳 : ミニ英和和英辞書
竜脳[りゅうのう]
(n) borneol (crystalline turpenoid alcohol)
===========================
: [りゅう]
 【名詞】 1. (1) dragon 2. (2) promoted rook (shogi) 
竜脳 : [りゅうのう]
 (n) borneol (crystalline turpenoid alcohol)
: [のう]
 brain, cesebral, encephalon, memory
竜脳 ( リダイレクト:ボルネオール ) : ウィキペディア日本語版
ボルネオール[のう]

ボルネオール (borneol) は竜脳ボルネオショウノウとも呼ばれる二環式モノテルペン。化学式は C10H18O、分子量は 154.14。香りは樟脳に類似しているが揮発性がそれに比べると乏しい。骨格が樟脳と等しく、樟脳を還元することによってボルネオールを得ることができる。光学異性体が存在し、(−)体("''d''-ボルネオール"、図)は竜脳樹(''Dryobalanops aromatica'')やラベンダーに、(+)体はタカサゴギク等に含まれる。
歴史的には紀元前後にインド人が、67世紀には中国人がマレースマトラとの交易で、天然カンフォルの取引を行っていたという。竜脳樹はスマトラ島北西部のバルス(ファンスル)とマレー半島南東のチューマ島に産した。香気は樟脳に勝り価格も高く、樟脳は竜脳の代用品的な地位だったという。その後イスラム商人も加わって、大航海時代前から香料貿易の重要な商品であった。アラビア人は香りのほか冷気を楽しみ、葡萄の実・ザクロなどの果物に混ぜ、水で冷やして食したようである。
== 参考文献 ==

* Merck Index 13th ed., 1328.
* 山田憲太郎著 『香料の歴史』 紀伊國屋書店、1994年、ISBN 4-314-00654-4。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ボルネオール」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Borneol 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.