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神戸岡崎銀行 : ミニ英和和英辞書
神戸岡崎銀行[こうべ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [かみ]
 【名詞】 1. god 
: [と]
 【名詞】 1. door (Japanese-style) 
: [こう, おか]
 【名詞】 1. hill 2. height 3. knoll 4. rising ground
: [みさき]
 (n) cape (on coast)
: [ぎん, しろがね]
 【名詞】 1. (1) silver 2. silver coin 3. silver paint
銀行 : [ぎんこう]
 【名詞】 1. bank 
: [くだり, ぎょう]
 【名詞】 1. (1) line 2. row 3. (2) verse 

神戸岡崎銀行 ( リダイレクト:神戸銀行 ) : ウィキペディア日本語版
神戸銀行[こうべぎんこう]
神戸銀行(こうべぎんこう)とは、現在の三井住友銀行の前身の1つで、兵庫県を中心に店舗を有していた都市銀行である。
== 概要 ==
1936年昭和11年)2月に成立した廣田内閣馬場鍈一蔵相が唱導した「一県一行主義」の下、政府の勧奨により同年12月12日、当時兵庫県内に本店をもっていた41の銀行のうち、資本金預金高の最も大きくかつ堅実な業績を示していた神戸岡崎・五十六・西宮・灘商業・姫路・高砂・三十八(姫路支店の業務継承)の7行が新設合併し、株式会社神戸銀行として設立された。現在の三井住友銀行に至るまで、現在の東京証券取引所上場していた。
* 本店:神戸市神戸区(現中央区)浪花町五六番地(旧神戸岡崎銀行本店) - 2014年現在、三井住友銀行神戸本部が所在する。
* 初代取締役会長  岡崎忠雄
* 初代取締役頭取  八馬兼介
* 初代取締役副頭取 牛尾健治
* 株式会社三十八銀行
*: 明治10年8月に資本金23万円をもつて創立された第三十八国立銀行の後身。本店姫路市。兵庫県本金庫、神戸市金庫等の事務も取扱う。合併時頭取は伊藤長次郎(伊藤財閥
* 株式会社神戸岡崎銀行
*: 大正6年5月に資本金1千万円をもつて創立。本店神戸市。合併時頭取は岡崎忠雄(岡崎財閥
* 株式会社五十六銀行
*: 明治11年3月に資本金5万円をもつて創立された第五十六国立銀行の後身。本店明石市。合併時頭取は米沢吉次郎(二代)
* 株式会社西宮銀行
*: 明治24年5月に資本金3万円をもつて創立された私立西宮銀行の後身。本店西宮市。合併時頭取は八馬兼介(八馬財閥
* 株式会社灘商業銀行
*: 明治28年11月に資本金20万円をもつて創立。御影に在住していた明治の元老松方正義の勧めにより地元酒造産業に対する金融の円滑化を図るために生まれる。本店は御影町(現東灘区)。合併時頭取は嘉納治兵衞(嘉納財閥
* 株式会社姫路銀行
*: 明治29年4月に資本金25万円をもつて創立された株式会社姫路商業銀行の後身。本店姫路市。合併時頭取は牛尾健治(牛尾財閥
* 株式会社高砂銀行
*: 明治29年11月に資本金3万円をもつて創立された株式会社高砂貯蓄銀行の後身。本店高砂市。合併時頭取は松本亀太郎
神戸銀行の中核となったのは岡崎藤吉1917年大正6年)5月8日に開業した神戸岡崎銀行である。同行を中枢とする岡崎財閥岡崎汽船や神戸海上運送保険(同和火災海上保険を経て現・あいおいニッセイ同和損害保険)等全国的な事業展開をしていたため、合併成立後の神戸銀行も、地方銀行ではなく都市銀行とみなされた。したがって大阪、名古屋、東京にもいくつかの店舗が存在したが、とは言えやはり店舗網の大半は兵庫県下に存在していた。
なお、戦時統合で、1942年(昭和17年)には第百三十七銀行(篠山が拠点)を、1945年(昭和20年)には、3月27日に兵和銀行(1941年8月に西播地区の8銀行が合併し発足)・福本銀行・全但銀行・播州銀行を、5月25日に神戸貯蓄銀行を、7月16日に神戸信託を合併した。神戸信託についてはのちに東洋信託銀行(現・三菱UFJ信託銀行)の設立に際し、その事業を譲渡。その後も日本クレジットビューロー(現・ジェーシービー)やオリエント・リース(現・オリックス)の設立に出資するなど、どちらかといえば三和銀行(現・三菱東京UFJ銀行)に近い存在であり、のちにさくら銀行の時代を経て合併する住友銀行とは当時、阪神相互銀行(神戸銀行系)と兵庫相互銀行(住友銀行系)の競合もあり、むしろライバル関係にあった。
ちなみに、阪神相互銀行と兵庫相互銀行はその後、ともども普通銀行に転換して阪神銀行と兵庫銀行となったが、兵庫銀行の経営破綻、ならびに受け皿銀行として設立されたみどり銀行の事実上の2次破綻により、1999年平成11年)に阪神銀行が救済合併しみなと銀行として「県民銀行」の位置付けを掲げた。加えて、さくら銀行が、住友銀行との合併に際しメガバンクへの脱皮を図る中で、兵庫県内に根ざした取引業務を、みなと銀行にシフトさせる動きも見せた。具体的には、2000年(平成12年)から行われた、さくら銀行によるみなと銀行の子会社化と、さくら銀行兵庫県内店舗のうち24店舗のみなと銀行への譲渡である。
また、1956年(昭和31年)に、但馬地区の大半の店舗を香住銀行(現在の但馬銀行)に営業譲渡を行っている。譲渡しなかった豊岡支店は、後に太陽神戸銀行、さくら銀行を経て現在は三井住友銀行豊岡支店となっている(但馬地方唯一の都市銀行支店)。なお、道を隔てて向かい側には、兵庫銀行みどり銀行の豊岡支店を経て、みなと銀行に受け継がれずに但馬銀行に売却され豊岡東支店となっている店舗がある。
神戸銀行時代からの流れで、2014年現在でも兵庫県神戸市指定金融機関は三井住友銀行が担当している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「神戸銀行」の詳細全文を読む




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