翻訳と辞書
Words near each other
・ 石川村文
・ 石川村満
・ 石川松太郎
・ 石川板金
・ 石川林四郎
・ 石川柊太
・ 石川栄作
・ 石川栄吉
・ 石川栄次郎
・ 石川栄耀
石川桂郎
・ 石川桃子
・ 石川桜所
・ 石川梧堂
・ 石川梨華
・ 石川梵
・ 石川森彦
・ 石川榮次郎
・ 石川槙二
・ 石川次郎


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

石川桂郎 : ミニ英和和英辞書
石川桂郎[いしかわ けいろう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [こく, いし]
 【名詞】 1. volume measure (approx. 180l, 5 bushels, 10 cub. ft.) 
: [かわ]
 【名詞】 1. river 2. stream 
: [けい, かつら]
 (n) (abbr) knight (shogi)

石川桂郎 : ウィキペディア日本語版
石川桂郎[いしかわ けいろう]

石川桂郎(いしかわ けいろう、1909年8月6日 - 1975年11月6日)は、東京出身の俳人随筆家小説家編集者石田波郷に師事、「鶴」「壺」「馬酔木」同人、「風土」主宰。本名は石川一雄。
== 経歴 ==
東京市芝区三田聖坂の理髪店の息子として生まれる。御田高等小学校卒業。家業の理髪店の仕事をしながら俳句を作りはじめ、1934年、杉田久女に入門。1937年、石田波郷の「」創刊より投句し、1939年に同人となる。また、小説を横光利一に師事する。
父の死後に店主となった理髪店を文具店とするが、店員が次々に召集されて人手不足となり廃業。工場・工事関係など様々な職を転々とする。1942年、理髪店時代を描いた小説『剃刀日記』を発表。1943年、斎藤玄の「壺」に参加。1946年より鶴川村能ヶ谷(現町田市能ヶ谷)に居住、以降この地で過ごす。1948年、水原秋桜子の「馬酔木」同人。日産書房、目黒書店に勤務した後、『俳句研究』(俳句研究社)、『俳句』(角川書店)の編集長を歴任、1960年に神山杏雨創刊の「風土」編集長となり、1964年に同主宰となった。
1955年、小説『妻の温泉』で第32回直木賞候補。1961年、句集『佐渡行』他の業績により第1回俳人協会賞受賞。1974年、『俳人風狂列伝』により第25回読売文学賞(随筆紀行賞)受賞。1975年、句集『高蘆』以後の作品により第9回蛇笏賞受賞。
代表句に「昼蛙どの畦のどこ曲らうか」「うらがへる亀思ふべし鳴けるなり」などがあり、市井での暮らしを滲ませつつ軽妙洒脱な句風。様々な俳人たちの風狂ぶりを描いた読売文学賞受賞作『俳人風狂列伝』がよく知られるが、桂郎自身も酒食と放言を好む風狂の人であった。早くからわずらっていた心臓病に加えて、1956年には肺結核の手術をし、病吟、旅吟を通じて句境を深めた。
1974年、食道癌を発病〔死去までの1年ほどのことは以下に詳しい。神蔵器「生命の寂光 - 石川桂郎の晩年」『俳句研究』1986年8月号。 〕、1975年11月6日、食道癌のため死去。翌年、遺句集『四温』が刊行される。門下に手塚美佐神蔵器島谷征良細谷亮太などがいる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「石川桂郎」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.