翻訳と辞書
Words near each other
・ 百万人の源氏物語
・ 百万人の福音
・ 百万人の英語
・ 百万人の音楽
・ 百万人署名運動
・ 百万円と苦虫女
・ 百万円煎餅
・ 百万分率
・ 百万塔
・ 百万塔陀羅尼
百万年後の世界
・ 百万本のバラ
・ 百万枚突破!!!
・ 百万梅治
・ 百万町歩開墾計画
・ 百万石
・ 百万石 (小惑星)
・ 百万石まつり
・ 百万石通り
・ 百万石音楽祭〜ミリオンロックフェスティバル〜


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

百万年後の世界 : ミニ英和和英辞書
百万年後の世界[ひゃくまん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ひゃく]
  1. (num) 100 2. hundred 
百万 : [ひゃくまん]
 【名詞】 1. 1,000,000 2. one million 
: [よろず]
  1. (adv,num) 10,000 2. ten thousand 3. myriads 4. all 5. everything
万年 : [まんねん]
 【名詞】 1. ten thousand years 2. eternity 
: [ねん, とし]
  1. (n-adv,n) year 2. age 
年後 : [ねんご]
 (n) years later
: [のち]
  1. (n,adj-no) afterwards 2. since then 3. in the future 
後の世 : [のちのよ]
 【名詞】 1. after ages 2. posterity 3. future life 4. the next world
: [よ, せい]
 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation 
世界 : [せかい]
 【名詞】 1. the world 2. society 3. the universe 

百万年後の世界 ( リダイレクト:時果つるところ ) : ウィキペディア日本語版
時果つるところ[ときはつるところ]

時果つるところ』(ときはつるところ、英語原題:''City At World's End'')は、エドモンド・ハミルトンによる長編SF小説である。アメリカのSF雑誌「スタートリング・ストーリーズ」1950年7月号に発表され〔ブライアン・アッシュ編『SF百科図鑑』(サンリオ、1978年)120ページ〕〔ハミルトン『鉄の神経お許しを 他全短編』(創元SF文庫、2007年)巻末「エドモンド・ハミルトン作品リスト」(伊藤民雄)〕、1951年に書籍となった。
経歴の前半では「キャプテン・フューチャー」シリーズをはじめとするスペース・オペラで名を成したハミルトンが、後期に上梓した数少ない非スペース・オペラ長編の一つ。本作および(同じく後期のシリアス作品である)『虚空の遺産』は、ハミルトンが単なるスペース・オペラ作家に留まらない創作者だと評価される一因となっており、彼の代表作でもある。
日本語訳は南山宏による『時果つるところ』が「SFマガジン」1963年7月号から11月号に分載されたのが初出である。これは後に「世界SF全集」第11巻に収録された(1969年)。なお児童向け抄訳には二つの異版がある。第一が野田宏一郎(野田昌宏)による『百万年後の世界』(1965年)。第二が内田庶の『地球さいごの都市』(1968年)である。
ちなみに作中で主人公が引用する「メルヴィルという船乗りの文章」の出典は、ハーマン・メルヴィル1849年の長編小説『マーディ』(Mardi)第三章。
== 梗概 ==
6月のある朝、冷戦が突如核戦争に移行し、アメリカの小都市ミドルタウン上空で東側の新兵器「超原爆」が爆発する。その未知の副作用によって、町全体が数百万年先の未来にタイム・スリップしてしまう。ミドルタウンの人々が見出したものは、太陽と地熱の衰えにより寒冷化し、ゴーストタウン化した地球であった。青年科学者ケニストン(ケン)は上司ハッブルの右腕となり、市長ギャリスの無能さに苦労しつつも、一般市民の生活を維持すべく奔走する。
そんなある日、無線での救助信号に応えて宇宙船が着陸する。人類はすでに地球を捨てて銀河系中に広がり、人類主導の恒星連盟を作り上げていたのである。行政官たちは「規定の手続き」に従って市民たちを「死んだ惑星」から「適切な惑星」に移住させようとするが、ミドルタウン市民たちは地球を捨てることをよしとしない。はるか昔に母星を捨てた「理性的な現代人」である行政官たちは「原始人」の考えが理解できず、深刻な軋轢が生じる。ケンは、宇宙船に技官として乗って来た非人類種族たち(彼らもこの時代の地球人からは半ば原始人扱いされている)と友誼を深め、彼らの勧めで連盟の本部へ直訴すべく、ヴェガ星系に向かう。
直訴は失敗に終わるが、彼らは不遇の天才科学者アルノルの力を借り、「特殊な核反応により惑星を内部から暖め直」すことで問題を解決しようとする。ただしこの方法は恒星連盟によって「安全性に問題がある」とのレッテルを貼られ、禁止されていた。連盟の追手を振り切り、ケンたちは地球に帰ってミドルタウン市民たちに選択を迫る。わずかなリスクを承知で地球を暖め直し、その既成事実をもって恒星連盟を説得するか、それとも大人しく地球を去るか、と。市民たちは前者を選び、エネルギー爆弾が地球のコアに向かって射出される。
処置は成功し、地球は再び居住可能になる。恒星連盟も彼らを許す。だがケンは、既に地球には自分の居場所がなくなっていることに気付き、再び宇宙へ旅立つことを決意する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「時果つるところ」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.