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生体膜 : ミニ英和和英辞書
生体膜[せいたいまく]
(n) biomembrane
===========================
: [せい, なま]
  1. (adj-na,n,adj-no) (1) draft (beer) 2. draught 3. (2) raw 4. unprocessed 
生体 : [せいたい]
 【名詞】 1. organism 2. living body 
生体膜 : [せいたいまく]
 (n) biomembrane
: [まく]
 【名詞】 1. membrane 2. film 
生体膜 : ウィキペディア日本語版
生体膜[せいたいまく]
生体膜(せいたいまく)とは細胞や細胞小器官の有する、その外界との境界の膜のことで、特有の構造を持つ。厚さ7~10nm。種類は以下のようなものがある。
*真正細菌細胞膜
*古細菌の細胞膜
*真核生物の細胞膜
*リソソーム
*ミトコンドリア内膜、外膜
*小胞体
*ゴルジ体
*核膜
*シナプス小胞
==構成成分==
主成分はタンパク質および脂質であり、その存在比は生物やその器官によって異なる。構成している脂質はリン脂質が主体であるが、ステロイドも重要な構成要素である。動物細胞においてはコレステロールが、植物細胞においてはシトステロールがかなりの割合で存在する。また細胞標識として糖脂質も存在しており、ここから膜の外面に向けて糖鎖が突き出している。
リン脂質の種類としては、グリセロール骨格を有するグリセロリン脂質とスフィンゴシン骨格を有するスフィンゴリン脂質に大分される。グリセロール脂質の中では、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルセリンなどが主である。スフィンゴリン脂質の中では、スフィンゴミエリンが主である。ちなみに、生体膜が単に細胞の内外を隔てる物理的な壁でしかないならば、生体膜がこのようにさまざまな脂質から構成されている必要はないのであるが、実際には数十種類の脂質から構成されている点は興味深いとされている。これら脂質は、それぞれが生体膜上で何らかの機能発現をしていると考えるのが通常である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「生体膜」の詳細全文を読む




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