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火野葦平 : ミニ英和和英辞書
火野葦平[ひの あしへい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ひ]
  1. (n,n-suf) fire 2. flame 3. blaze 
: [の]
 【名詞】 1. field 
: [よし]
 【名詞】 1. reed 2. bulrush
: [たいら, ひら]
 【名詞】 1. the broad 2. the flat 3. palm

火野葦平 : ウィキペディア日本語版
火野葦平[ひの あしへい]

火野 葦平(ひの あしへい、1907年明治40年)1月25日 - 1960年昭和35年)1月24日)は、昭和戦前・戦後期の小説家。本名玉井 勝則
== 人物 ==
福岡県遠賀郡若松町(現北九州市若松区)で、沖仲仕「玉井組」を営んだ玉井金五郎の三男二女の長男として生まれる。自伝的作品『花と竜』などに書かれているように、父・金五郎は現在の愛媛県松山市の出身、母・マンは現在の広島県庄原市の出身。
旧制小倉中学校(現福岡県立小倉高等学校)卒業、早稲田大学英文科中退。『糞尿譚』で芥川賞を受賞、その後の『麦と兵隊』は大きな評判をよび、『土と兵隊』『花と兵隊』とあわせた「兵隊3部作」は300万部を超えるベストセラーとなった。東京と福岡に本拠を二分し、東西を往復しての執筆活動で多忙を極めた〔もりたなるお『芸術と戦争』産経新聞出版9ページ〕。著述業と共に「玉井組」2代目も務める。
『麦と兵隊』など兵隊小説作家として知られるが、一方で河童の登場する作品が多く残る。その数、小説、随筆、童話などで100点を超えるという。芥川龍之介を敬愛しているが、芥川が「フィクションによってしか語れぬ事実がある」と、河童を通して社会を風刺したのに対し、葦平は「私の描く河童が理屈っぽく、風刺的に、教訓的になることを警戒していた」と書いている。また、「河童が私の文学の支柱であることになんの疑いもない」と書いている。〔志村有弘『福岡県文学事典』2010年、勉誠出版P83-84〕
三男・史太郎は、旧宅を利用した記念館「河伯洞」の館長を務める。
なお、妹の息子(火野の甥にあたる)が、ペシャワール会の医師中村哲である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「火野葦平」の詳細全文を読む




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