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活性白土 : ミニ英和和英辞書
活性白土[かっせいはくど]
activated clay
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: [しろ]
 【名詞】 1. white 
: [つち]
 【名詞】 1. earth 2. soil 
活性白土 : ウィキペディア日本語版
活性白土[かっせいはくど]
活性白土(かっせいはくど、)は粘土の一種。吸着剤や、石油精製工程での触媒などとして用いられる。モンモリロン石を主成分とする酸性白土硫酸塩酸で熱処理して得られる。
== 概要 ==
活性白土は酸性白土を熱酸処理して得られるものであり、原土の比表面積が100平方メートル毎グラム程度であるのに対し、活性白土は200平方メートル毎グラム以上となることが多い〔。
その生産場所は日本では新潟県胎内市新発田市糸魚川市山形県鶴岡市など酸性白土の産地の近くであることが多い。最大手の水澤化学工業が約8割を生産する〔2007年5月14日付日経トップリーダー 〕。1935年前後に相次いで日本活性白土東洋活性白土、武田白土工業(現水澤化学工業)が設立された〔東洋経済新報社:1960〕。
フランスユージン・オードリー (Eugene Houdry) は、石油精製の際のクラッキング用触媒に活性白土が有効であることを発見。アメリカ合衆国で実用化され、日本からも新潟県の蒲原粘土が輸出されたが、合成ゼオライトなどの開発により天然の粘土は次第に使われなくなった。
多孔質で吸着性・脱色性に優れ、植物油を軽度の真空状態で接触させてカロチノイドクロロフィルなどの有色素成分を除去したり、石油製品の脱色精製に用いられる。使用済みの廃白土はセメント原料や有機肥料製造時の発酵促進〔日本植物油協会 〕に使われる他、白土に残留した植物油を分離してバイオディーゼル燃料を作る試みもなされている〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「活性白土」の詳細全文を読む




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