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段駄羅 : ミニ英和和英辞書
段駄羅[だんだら]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [だん]
 【名詞】 1. step 2. stair 3. flight of steps 4. grade 5. rank 6. level 

段駄羅 : ウィキペディア日本語版
段駄羅[だんだら]
段駄羅 (だんだら)は石川県能登半島輪島で、漆塗り職人の仕事場を中心に、かつて大流行した五七五の短詩型文芸で、言葉の二重構造を楽しむ言葉遊びのこと。形の上では俳句川柳と同じく五七五であるが、中の七音が二つの異なる意味を持って、上の五音と下の五音につながる構造をしている。もじり句ともいう。江戸時代に始まった文芸で、300年近い歴史を持っている。最近、能登地方の人々を中心に見直され、復活の兆しが見られる。
== 段駄羅作品例 ==
:また潜る 海女、息吸って/甘いキスって 恋の味
:野に山に 誘う緑/勇魚、海鳥 波しぶき
:節分会 鬼も罪ない/お荷物見ない 気楽旅
:さあ戦 兜をかぶり/株十日ぶり 高騰し
:地蔵さま 髪が皆無し/神々七氏 宝船
:すがすがし 元旦の雪/寒暖の行き めぐる四季
:荒波に 機雷流れし/ 嫌いな彼氏 ひじ鉄砲
:死んだふり 熊も遠くに/熊本お国 肥後芋茎
:奥方が 御懐妊じゃが/五階、忍者が 現れた
:預けても 最低の利子/咲いて祈りし 彼岸花
:生命の水 沢が鹿には/騒がし蚊には 殺虫剤
:呼び出され 至急出る家/四球で塁へ ゆっくりと
:時は行く 隙間も無くに/好き、間もなくに 惚れた仲
:バンカーで 砂を均して/素直なら、して いい返事
:海の中 静寂世界/聖者癖かい 首を振る
:夕食に 鯛の塩焼き/大の字を焼き 京の夏
:雪煙 立て、滑りゆく/蓼酢減りゆく 鮎料理
:お年寄り 超高齢化/兆候、冷夏 エルニーニョ
:子の笑顔 撮って憩える/突堤越える 波頭
:雪とけて 匂う土筆や/鳰美しや 夕茜
:店頭の 墓石高値/破壊したかね 危険物
:嗅ぎ当てた 鼻、きんつばを/花金、ツバを 飲む呑んべぇ
:スキャンダル 響く落選/日々苦楽せん 人の世は
:実力は 前頭なみ/前が白波 露天風呂
:鯔の稚魚 水面の黒さ/皆モノクロさ 雪景色
:甘党は 羊羹が得手/よう考えて 置く碁石
:能登地震 予期しなかった/ 良き品買った 朝市で
:蝶群れて 乱舞するのか/ランプ擦るのが アラジンだ
:夜学生 両立苦労/料理作ろう 君のため
:段駄羅は 輪島で盛ん/わしまで左官 壁を塗り

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「段駄羅」の詳細全文を読む




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