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東雅夫 : ミニ英和和英辞書
東雅夫[ひがし まさお]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ひがし]
 【名詞】 1. east 
: [おっと]
 【名詞】 1. (hum) (my) husband 

東雅夫 : ウィキペディア日本語版
東雅夫[ひがし まさお]

東 雅夫(ひがし まさお、1958年4月11日東 雅夫 年譜 (1歳〜12歳) : 東雅夫の幻妖ブックブログ 〕 - )は、日本文芸評論家編集者アンソロジスト大学院教養デザイン研究科 特別講義|明治大学 〕。神奈川県横須賀市出身〔未来授業 - TOKYO FM Podcasting 〕。早稲田大学第一文学部日本文学科卒業〔妖怪と怪談の文学誌 | 東 雅夫 | 早稲田大学エクステンションセンター 〕。
メディアファクトリー刊行総合雑誌『ダ・ヴィンチ』の増刊号である、怪談専門雑誌『』の編集顧問(2014年9月までは編集長)〔恭賀新年 : 東雅夫の幻妖ブックブログ 〕。アトリエOCTA刊行怪奇幻想文学評論誌『幻想文学』の編集長を、創刊から終刊まで20年余にわたり務めた。近年は編集者としてよりも、アンソロジーの編纂や、ホラー小説を中心とする文芸評論、怪談文学研究などの分野で精力的に著述活動を展開している。評論家として「ホラー・ジャパネスク」「怪談文芸」「800字怪談ムーヴメント」などを提唱。元早稲田大学非常勤講師。「怪談之怪」発起人の1人。
== 経歴 ==
1958年4月11日、神奈川県横須賀市に生まれる。1974年、神奈川県立横須賀高等学校入学。同学年に後の評論家、浅羽通明がおり、相互に影響を受ける。放送部の同期にアニメーターの宮﨑なぎさ。1977年、早稲田大学第一文学部日本文学科入学。1979年、早稲田大学政治経済学部生が創立した「幻想文学会」に参加。メンバーには石堂藍倉阪鬼一郎南條竹則菊池秀行(南條、菊池は他大学からの参加)らもいた。また、浅羽通明は正式メンバーではなかったが、会にしばしば顔を出した。のちの同名の評論誌の原点となるガリ版同人誌『幻想文学』発行。
1980年、本格的な季刊幻想文学同人誌『金羊毛』を創刊し、数軒の書店にて直販を試み、成功。これがアトリエOCTA刊行の『幻想文学』の前身となる。1981年、文芸出版社である青銅社に入社。1982年、青銅社を退社し独立するが、同社社長の協力もあって季刊研究評論誌『幻想文学』を創刊。編集人・東、発行人・川島徳絵(石堂藍)、発行所・有限会社幻想文学会出版局。誌上には澁澤龍彦中井英夫種村季弘荒俣宏ら大家も名を連ねた。売れ行きは好調ではあったが、この頃は学習塾で国語の講師も務めていた。1985年、澁澤龍彦、中井英夫を選者に迎えた幻想文学新人賞を創設。1986年、『幻想文学』の姉妹誌として幻想小説専門誌『小説幻妖』を創刊。1988年、澁澤逝去に伴い、追悼特集『別冊幻想文学 澁澤龍彦スペシャル シブサワ・クロニクル』を発行。これは東の編集歴の中で最も思い入れ深いものとなった。翌年に『同 ドラコニア・ガイドマップ』を発行。1997年に『幻想文学』50号で澁澤没後10年にちなんで「澁澤龍彦1987 - 1997」を特集。
1990年、SF専門雑誌『SFマガジン』(早川書房)にて、以後12年にわたるホラー小説時評の連載を開始。『幻想文学』の姉妹誌として書評専門誌『ブックガイド・マガジン(BGM)』を創刊。1994年、『幻想文学』の発行元が川島徳絵(石堂藍)代表の株式会社アトリエOCTAへ移行。これを機に個人事務所「幻想文学企画室」を立ち上げ、他社でも企画・編集業務を展開。学研で「学研ホラーノベルズ」シリーズなどの企画編集に携わる。1996年、雑誌『ムー』(学研)にて、「日本伝説紀行」の不定期連載を開始。1997年、ぶんか社で「HORRORWAVE」シリーズや日本初のホラー小説専門誌『ホラーウェイヴ』の企画編集に携わる。1999年、京極夏彦中山市朗木原浩勝らとともに「怪談之怪」を結成し、総合雑誌『ダ・ヴィンチ』(メディアファクトリー)誌上で活躍。
2000年、雑誌『ムー』20周年記念企画「学研伝奇プロジェクト」にブレーンとして参画、ムー伝奇ノベル大賞創設や伝奇専門誌『伝奇M(モンストルム)』創刊などに協力する。自らもアンソロジストとして「伝奇ノ匣」シリーズを手がける。またオンライン書店ビーケーワンの開業に際してホラー書籍担当の社外エディターとして参画、後に「東雅夫の幻妖ブックブログ」を開設し、同社との提携を続けた。2002年、雑誌『小説推理』(双葉社)にて、「幻想と怪奇」時評の連載を開始、不定期特集「幻想と怪奇への誘い」も企画構成。2003年、売行き不振と他社での編纂文筆活動の多忙化などにより、『幻想文学』を7月刊の67号で終刊。ビーケーワン主催「ビーケーワン怪談大賞」の選者を加門七海福澤徹三とともに務める。2004年、『ダ・ヴィンチ』増刊号怪談専門雑誌『幽』を創刊、初代編集長に就任。同誌で「怪談文学史逍遙」「日本怪談紀行」の連載を開始。2005年頃より、ちくま文庫角川文庫小学館文庫などで怪談やホラーのアンソロジーを多数手がけるようになる。2006年、メディアファクトリー主催『幽』怪談文学賞の選考委員となる。2007年、ポプラ社での「てのひら怪談」シリーズ発刊にあわせて800字掌篇の怪談文芸ムーヴメントを推進。以後も意欲的に怪奇幻想文学分野で活躍している。
2011年、『遠野物語と怪談の時代』で第64回日本推理作家協会賞評論その他部門受賞。2012年5月、ビーケーワンのhontoへの併合により、業務提携を終了。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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