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木生シダ : ミニ英和和英辞書
木生シダ[もくせいしだ]
tree fern
===========================
: [き]
 【名詞】 1. tree 2. wood 3. timber 
: [せい, なま]
  1. (adj-na,n,adj-no) (1) draft (beer) 2. draught 3. (2) raw 4. unprocessed 
木生シダ : ウィキペディア日本語版
木生シダ[もくせいしだ]

木生シダ(もくせいシダ)とは、樹木状になるシダ植物のことである。直立した丈夫な『幹』を持ち、とても背が高くなる種を含むが、その幹は肥大成長をせず、その意味では木本ではない。なお、広義のシダ植物では本当に木本であるものがかつては存在した。
== 概説 ==
現在のシダ植物は基本的に草本であり、は這うかごく短く立ち上がる。そんな中、木生シダとは、外見的に太い『幹』があって、ある程度の高さまで直立して育つものを指す言葉である〔以下、主として西田a(1997),p.94-96〕。木性シダ樹状シダという語も同じ意味に使われる〔岩槻他(1992),p.16〕。大きいものでは20mに達する例もある。これらは分類上はシダ綱に属するもので、特にヘゴ科タカワラビ科に多い。しかし、それ以外の群にも散発的に見られる。また熱帯域を中心に見られる。茎はほとんどの場合に分枝せず、先端部に大きな葉を輪生状に出すので、外見的にはヤシ類ソテツ類のような姿になる。
しかしながら、この群では茎に二次成長(肥大成長)をするための構造が存在しない。つまり、茎そのものは太くなってゆくことが出来ない。この類では根元に近い太い『幹』は、その中心部に茎があるものの、大部分は茎の表面から多数出て伸びた根が折り重なったものである。
なお、古生代には広義のシダ植物に類するもので大木になるものが出現し、それらは茎に二次肥大成長を行う構造を発達させたものが含まれる。これらも広義には木生シダと言うが、狭義にはヘゴ科に見られるような形のものだけをこの名で呼び、現生のものは全てこれに属する〔石川他編(2010)p.1276〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「木生シダ」の詳細全文を読む




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