翻訳と辞書
Words near each other
・ 新左近川
・ 新巨人の星
・ 新巨済大橋
・ 新巨駅
・ 新己が罪
・ 新己斐橋
・ 新巴
・ 新巴爾虎
・ 新巴爾虎右旗
・ 新巴爾虎左旗
新巻
・ 新巻き
・ 新巻鮭
・ 新市
・ 新市区
・ 新市区 (ウルムチ市)
・ 新市区 (保定市)
・ 新市区 (台南市)
・ 新市工業団地
・ 新市常金丸中継局


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

新巻 : ミニ英和和英辞書
新巻[あらまき]
【名詞】 1. salted salmon 2. fish wrapped in (bamboo) leaves
===========================
: [しん]
  1. (n,n-suf,pref) new 
新巻 : [あらまき]
 【名詞】 1. salted salmon 2. fish wrapped in (bamboo) leaves
: [まき]
 【名詞】 1. volume 
新巻 : ウィキペディア日本語版
新巻[あらまき]
新巻(あらまき)または新巻鮭(あらまきざけ)は、内臓を除いた甘塩で漬けたもの。主に北海道産のものを指す〔。荒巻とも。
元々「あらまき」は塩漬けの魚をの皮などで包み貯蔵・保存ができるようになったものを指し〔〔、室町時代以前は使用する魚も鮭に限定されていなかった〔。10世紀頃(平安時代中期)の辞書『和名類聚抄』では、「苞苴(ほうしょ)」の訓読みとして「アラマキ」が充てられている〔。12世紀頃(平安時代末期)の辞書『色葉字類抄』では「苞苴」とともに「荒巻」が現れ、これは「苞苴」の俗用とされた〔。「荒巻」の語源は、荒縄で巻いたから〔〔〔〔、荒く巻いたから〔、藁で巻いたことから「藁巻」となりそれが転訛した〔〔、塩を粗くまいた「粗蒔き」に由来する〔、など諸説ある。
近現代の日本では、新巻鮭(荒巻鮭)は主に歳暮正月の贈答品とされるが、そのような風習は江戸時代後期から一般化した〔。「新巻」の字が充てられるようになったのは、本来の意味が忘れられ「新しく収穫された鮭」「新物の鮭」〔と解釈されるようになった明治以降と考えられている〔。

== 利用 ==
主産地である北海道では贈答用として親しまれている。ほか、お茶漬けや塩抜きをしてちゃんちゃん焼き石狩鍋等に用いられる。
白鮭で作ると価格が高くなるが、カラフトマスの廉価品も流通している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「新巻」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.