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成長因子 : ミニ英和和英辞書
成長因子[せいちょういんし]
growth factor
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成長 : [せいちょう]
  1. (n,vs) growth 2. grow to adulthood 
: [おさ]
 【名詞】 1. chief 2. head 
: [いん]
 【名詞】 1. cause 2. factor 
: [こ, ね]
 (n) first sign of Chinese zodiac (The Rat, 11p.m.-1a.m., north, November)
成長因子 : ウィキペディア日本語版
成長因子[せいちょういんし]
成長因子(せいちょういんし、)とは、動物体内において、特定の細胞の増殖や分化を促進する内因性のタンパク質の総称である。増殖因子細胞増殖因子(さいぼうぞうしょくいんし)などともいう。様々な細胞学的・生理学的過程の調節に働いており、標的細胞の表面の受容体タンパク質に特異的に結合することにより、細胞間のシグナル伝達物質として働く。
歴史的には種々の生物や組織に対して成長を促進する物質を指し、ビタミンなども含んだが、現代ではほとんどの場合、上記の意味で用いられる。
==成長因子とサイトカイン==
成長因子とサイトカインという用語は今日しばしば同義語のように扱われるが、サイトカインは造血系免疫系での体液を介した細胞間情報伝達の実体として明らかにされたものであり、一方、成長因子は固形組織の研究から明らかにされたものである。
このため、成長因子・増殖因子という語は増殖を促進することを含意するが、サイトカインはそのような意味を含まない。しかし、今日では各種研究成果が互いにつながった結果、造血系・免疫系のタンパク質が他の組織で、あるいは発生過程で用いられている例も明らかになった。
成長因子にはサイトカインあるいはホルモンとして扱われるものもあり、また細胞の増殖よりも分化・成熟を促進するものもある。例えば、アクチビンははじめ、性周期に関与するペプチドホルモンとして知られたが、胚発生の過程で一種の細胞増殖・分化因子としても働くことが明らかになった。G-CSFGM-CSFなどのサイトカインは成長因子でもあるが、細胞増殖に対して抑制的影響を与えるサイトカインもあるし、Fasリガンドのように細胞死(アポトーシス)を引き起こすサイトカインさえある。神経成長因子(Nerve growth factor:NGF)は増殖ではなく、神経細胞としての成長・成熟を促進する。エリスロポエチンは一種のサイトカインであるが、特定組織(腎臓)から分泌されて他の組織(骨髄)に影響を与えるのでホルモンとしても扱われる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「成長因子」の詳細全文を読む

成長因子 : 部分一致検索
成長因子 [ せいちょういんし ]

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「 成長因子 」を含む部分一致用語の検索リンク( 25 件 )
インスリン様成長因子
コロニー成長因子
上皮成長因子
増殖因子、成長因子、発育因子
形質転換成長因子
悪性化増殖因子α(β)、芽球分化成長因子α(β)、トランスフォーミング成長因子α(β)・・・
悪性化増殖因子α、アルファトランスフォーミング成長因子
悪性化増殖因子α、芽球分化成長因子α、トランスフォーミング成長因子α
悪性化増殖因子β、ベータトランスフォーミング成長因子
悪性化増殖因子β、ベータトランスフォーミング成長因子β
悪性化増殖因子、芽球分化成長因子、トランスフォーミング成長因子
成長因子
未確認成長因子
神経成長因子
線維芽細胞成長因子
繊維芽細胞成長因子
胚成長因子
脳由来成長因子
腫瘍成長因子
血小板由来増殖因子、血小板由来成長因子
血小板由来成長因子
表皮(上皮)(細胞)成長因子
表皮成長因子
軟骨由来成長因子
骨由来成長因子



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