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psychosomatic illness, 《略語》PSD : PsychoSomatic Disease =========================== ・ 心 : [こころ, しん] 【名詞】 1. core 2. heart 3. wick 4. marrow ・ 心身 : [しんしん] 【名詞】 1. mind and body ・ 心身症 : [しんしんしょう] psychosomatic illness, 《略語》PSD : PsychoSomatic Disease ・ 身 : [むくろ] 【名詞】 1. (dead) body 2. corpse ・ 症 : [しょう] 1. (adj-na,n-suf) illness
心身症(しんしんしょう,)は、その身体疾患の症状発現や症状の消長に心の問題の関与が大きい身体疾患の総称。何らかの身体的な疾患が、精神の持続的な緊張やストレスによって発生したり、症状の程度が増減する。身体的な検査で実際に異常を認めることも多い身体疾患であるが、症状の発生や、症状の増悪に心因が影響している疾患をさす。身体的な治療と並行して、心理面の治療やケアも必要な場合が多い。 心身症は精神障害ではなく身体疾患であるため、主として扱う診療科は精神科ではなく心療内科である。 == 定義 == 心身症とは、1991年の日本心身医学会による定義によれば、「身体疾患の中で、その発症や経過に心理社会的な因子が密接に関与。器質的ないし機能的障害がみとめられる病態をいう。神経症やうつ病など他の精神障害にともなう身体症状は除外する」である〔「表1 いわゆる心身症の定義 」『心身医学』第31巻第7号、1991年10月1日、574頁。〕。 しばしば身体表現性障害と混同されることがあるが、上記定義に照らし合わせれば心身症は身体疾患の診断が確定していることが必要条件であり、異なる概念である。 世界保健機関の『疾病及び関連保健問題の国際統計分類(ICD)やアメリカ精神医学会の『精神障害の診断と統計マニュアル』(DSM)では心身症の病名は存在しない。 心身症に相当する記載としては、第10版のICD-10では、「F5 生理的障害および身体的要因に関連した行動症候群」の中に、摂食障害(F50)、性機能不全(F52)、他に分類される障害あるいは疾患に関連した心理的および行動的要因(F54)などがある。第4版のDSM-IV-TRでは、「身体疾患に影響を与えている心理的要因」の項目として位置づけられている。(但し摂食障害などは精神疾患の範疇に属するものであり、身体疾患である心身症の定義とは厳密には合致しない) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「心身症」の詳細全文を読む
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