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巴蛇 : ミニ英和和英辞書
巴蛇[はだ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ともえ]
 【名詞】 1. huge comma design 
: [へび]
 【名詞】 1. snake 2. serpent 

巴蛇 : ウィキペディア日本語版
巴蛇[はだ]
巴蛇(はだ)は中国に伝わる怪物。黒蛇(こくだ)黒蟒(こくぼう)とも。巨大なヘビ大蛇)である。

== 概要 ==
山海経』海内南経によると、大きなゾウを飲み込み、3年をかけてそれを消化したという。巴蛇が消化をしおえた後に出て来るは「心腹之疾」〔「しんぷくのしつ」 治療が困難な難病のこと。具体的にどのような症状に薬効があると考えられていたのかは不詳。〕のになるとも記されている。また、『山海経』海内経の南方にある朱巻の国という場所の記述には「有黒蛇 青首 食象」とあり、同じよう大蛇が各地に存在すると信じられていた。『山海経』の注には「蚺蛇(ぜんだ)吞鹿、鹿已爛、自絞於樹腹中、骨皆穿鱗甲、間出、此其類也」とあってゾウの話は蚺蛇(大蛇)がシカなどを飲み込むような事を示したものであろうと書いている〔『山海経 中国古代の神話世界』高馬三良 訳 平凡社ライブラリー ISBN 4582760341 1994年 135頁〕。
『聞奇録』には、山でのような気がたちのぼったのを見た男があれは何かとたずねたら「あれはヘビがゾウを呑んでるのだ」と答えられたという話が載っている。
ゾウ(象)を食べるというのはウサギ(兔)という漢字との誤りから生じたのではないかとの説もある。〔鄒濬智「論《山海經.海內南經》「巴蛇食象,三歲而出其骨」當為「巴蛇食兔,三月而出其骨」--兼說本紀錄為珍貴原始中醫用藥診方」1999年〕
本草綱目』では蚋子(の小さいもの)は巴蛇の鱗の中に巣をつくる、と記している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「巴蛇」の詳細全文を読む




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