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小銃 : ミニ英和和英辞書
小銃[しょうじゅう]
【名詞】 1. rifle 2. small arms 
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小銃 : [しょうじゅう]
 【名詞】 1. rifle 2. small arms 
: [じゅう, つつ]
 【名詞】 1. gun (barrel) 
小銃 : ウィキペディア日本語版
小銃[しょうじゅう]

小銃(しょうじゅう)は、兵士が個人用に使うための軍用銃で、軍隊では最も一般的な小火器である。
小銃一般を指し、ライフル:Rifle)あるいはライフル銃と呼ぶこともある。この表現はライフリングに由来するが、ライフリングを有する銃の全てがここで言うライフルに当てはまるわけではない。また、日本語で「小銃」といった場合、本来はライフリングの有無を考慮しない(#定義を参照)。
== 概要 ==

小銃とは、兵士が両手で保持し照準して発射する火器を言う。近代から現代にかけて、主に歩兵一個人が携行する最も基本的な武器歩兵銃)として使用されている。近距離から遠距離まで、広い範囲の射撃をこなせる万能性を持つ。
1人で持ち運べることや、射撃の自由度が高いことが求められるため、重量や反動が過大で立射ができない銃は小銃とは呼びがたく、この点から火力支援用の機関銃や、対物ライフル対戦車ライフル)などは小銃に含まれない。ただし、初期の小銃には軽量化が不十分で支え棒(一脚)を用いるものが存在した。
小銃の前身は、16世紀頃まで存在していたハンド・カノン(Hand cannon)やハンド・ガン(Hand gun)と呼ばれる小型の大砲である。15世紀頃からは小型化が進められ、現在小銃と呼ばれる銃器に近い形状のものが現れ始めていた。この中で大砲と小銃という区別が生まれ始め、火縄式発火装置(マッチロック)の発明がこれを決定づけた。固定式照門を備えた火縄銃は照準および発砲が非常に容易く行える為、これによって小銃は個人用の携帯火器として大砲と明確に区別されるようになったのである。
最も初期の小銃としては、スペインで開発されたがある。これを装備したスペイン銃兵やドイツ傭兵は、剣類を主に配備された他国軍を各地で打ち破った。16世紀には火縄式の火種に関する欠点の克服を試みた歯輪式発火装置(ホイールロック)が開発されたが、火縄式よりも高価であり、また構造の複雑性故信頼性も低かった。そのため、歯輪式の採用は狩猟用や騎兵用といった限定的な範囲に留まった。
16世紀を通じて小銃は普及・発展し、旧来の重装騎馬戦術を完全に無価値なものとした。一方で当時の小銃は再装填に時間がかかり、装填時の隙を突いて行われる騎兵や槍兵の攻撃に銃兵隊は対処できなかった。その為、各国の軍全体に占める銃兵の割合は徐々に増加してはいたものの、16世紀末の時点でも全体の半分には達しない程度だったという。
1640年頃には銃剣(バヨネット)が発明された。これによって従来装填の合間を狙って行われていた騎兵の突撃にも対処しうるようになり、小銃兵の戦術的価値は大いに高められた。ただし、後に近接戦闘能力の高いアサルトライフルなどの自動小銃が本格的に普及し始めると、銃剣の必要性は低下した。
ライフルと呼ばれる小銃が登場した頃は、前装式(マズルローダー)かつ火縄式(マッチロック)の銃が主流であった。その後、着火方式は燧発式(フリントロック)、管打式(パーカッションロック)へと発展した。19世紀後半には弾丸と発射薬、雷管を一体化させた実包(カートリッジ)が発明され、これを用いた後装式(ブリーチローダー)の小銃が普及し、さらなる連発式小銃の研究も進められた。実包自体の研究も盛んに行われ、従来の黒色火薬よりも高いガス圧を安定して得られる無煙火薬の登場により、弾丸を小口径化・軽量化しても十分な威力が得られるようになった。実包の小型化は連発式小銃の開発をさらに推し進め、やがて次弾の装填を自動で行う自動小銃へと繋がっていった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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小銃 [ しょうじゅう ]

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