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富豪刑事 : ミニ英和和英辞書
富豪刑事[ふごうけいじ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [とみ]
 【名詞】 1. wealth 2. fortune 
富豪 : [ふごう]
 【名詞】 1. wealthy person 2. millionaire 
: [ごう]
 【名詞】 1. fine feathers 2. writing brush 3. a little
: [けい]
  1. (n,n-suf,vs) penalty 2. sentence 3. punishment 
刑事 : [けいじ]
 【名詞】 1. (1) (police) detective 2. (2) criminal matter 
: [こと]
 【名詞】 1. thing 2. matter 3. fact 4. circumstances 5. business 6. reason 7. experience 

富豪刑事 : ウィキペディア日本語版
富豪刑事[ふごうけいじ]

富豪刑事』(ふごうけいじ)は、筒井康隆の連作推理小説、及びそれを原作としたテレビドラマシリーズ作品。
== 小説 ==
1975年から1977年にかけて『小説新潮』に発表された。4篇から構成される連作短編小説。新潮社より1978年に単行本化され、1984年新潮文庫で文庫化された。挿絵は、イラストレーターの真鍋博が描いている。
1979年エフエム東京音の本棚』でラジオドラマ化され〔1979年6月13日 - 6月15日にかけて放送 出演・小池朝雄 仲谷昇 他〕、1985年には関口シュン作画により漫画化もされた〔講談社コミックノベルス27〕。1995年には筒井康隆の小説を漫画化する企画『筒井漫画涜本』で、いしいひさいちが「大富豪刑事」のタイトルにより「鉄壁のアリバイ」「バラバラ殺人事件」の2編の4コマ漫画を発表した〔『筒井漫画涜本』実業之日本社、1995年、p.217〕
主人公は神戸大助(かんべ だいすけ)。現役時代は強欲で鳴らした実業家で大富豪の父を持つ刑事・神戸大助が、引退して悔い改めた父から提供された巨万の資産を、難事件の解決に惜しみなく消費することで、事件解決へと導く刑事小説
作者の筒井は、この種のフォーマット上に個性的なドラマを構築するのは年に2作が限度だとして、本作を年に1作から2作のペースで執筆し、1976年に3作目にとりかかった時点で、ドラマがパターン化してマンネリになることを理由に、もうこれ以上は書けないとしていた〔筒井康隆「こんなふうに外国テレビ映画を見ている」『言語姦覚』中公文庫、1986年、p.204。初出は『週刊TVガイド』1976年特別増刊〕。2年半で4作という執筆ペースは、トリックの考案が苦手で、考え出すのに時間が必要だったためともいう〔佐野洋「筒井康隆氏『富豪刑事』について」『富豪刑事』新潮文庫、1984年、p.254〕。
1985年の3月から4月にかけて、東宝企画の常務が映画化を打診したという。制作に当たって、映画はオリジナルストーリーにしてそれを筒井が小説化して新潮社が発行すること、全シーンを海外ロケ撮影するといったプランを提示されたため、筒井は「せめて脚本に手を入れさせてほしい」と要望を出したが、東宝企画が断ったことなど様々な条件で折り合わず、結局映画化の話を筒井は断ることにした。主演俳優には西城秀樹もしくは萩原健一が予定されていたという〔筒井康隆『日日不穏』(西城案)中央公論社、1987年、pp.77、96-97、126。〕〔筒井康隆「『富豪刑事』はなぜ映画化されなかったか」『笑犬樓よりの眺望』(萩原案 本文中は『ショーケン』と表記)新潮社、1994年、ISBN 4-10-314522-6\新潮文庫、1996年、ISBN 4-10-117136-X )。初出は『噂の眞相』1987年11月号。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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