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宝物集 : ミニ英和和英辞書
宝物集[ほうぶつしゅう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [たから]
 【名詞】 1. treasure 
宝物 : [たからもの, ほうもつ]
 【名詞】 1. treasure 2. treasured item 
: [もの]
 【名詞】 1. thing 2. object 
: [しゅう]
 【名詞】 1. collection 

宝物集 : ウィキペディア日本語版
宝物集[ほうぶつしゅう]
宝物集』(ほうぶつしゅう)は、平安末期の仏教説話集。著者は平康頼(たいらのやすより)。別名は「康頼宝物集」。治承年間(1177 - 81年)の成立。
本によって一巻・二巻・三巻・七巻の違いがあり、本文の異同も甚だしい。原型に近いのは一巻本だという。嵯峨釈迦堂(清涼寺)での僧俗の対話形式をとり、多数の説話を援引し、仏法こそが至高の宝物であると語る。
概して四部に分けることができ、第1部と第2部は、全体から見る序章のようなものである。第3部から、「この世で一番の宝物は何か?」ということが議論になり、最終的には第4部で「仏法こそが第一の宝」だということに落ち着く。世間で大切だとされているものは功罪半ばして、幸せになる反面、不幸せにもなるのだから、何よりも尊いものは世俗を越えた仏法だ、という教えを説いている。
作者の平康頼(法名性照)は後白河院北面武士で、検非違使左衛門尉に任ぜられたが、安元三年(1177)、鹿ケ谷の謀議に預かり、事敗れて鬼界ヶ島(薩摩沖の硫黄島)に流刑されたが、翌年、中宮徳子平産のための大赦によって召還され帰京。その後は東山双林寺に住み、この説話集を編んだ。
閑居友」等「新日本古典文学大系40』に(岩波書店)に収録。
== 外部リンク ==

* (6巻本)
 
category:日本の説話集
category:平安時代の文学

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「宝物集」の詳細全文を読む




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