翻訳と辞書
Words near each other
・ 宜野座村
・ 宜野座村営野球場
・ 宜野座村立宜野座中学校
・ 宜野座村野球場
・ 宜野座高校
・ 宜野座高等学校
・ 宜野湾
・ 宜野湾テレビ中継局
・ 宜野湾バイパス
・ 宜野湾ベイサイド情報センター
宜野湾市
・ 宜野湾市海浜公園
・ 宜野湾市消防本部
・ 宜野湾市立体育館
・ 宜野湾市立博物館
・ 宜野湾市立宜野湾中学校
・ 宜野湾市立普天間第二小学校
・ 宜野湾市立野球場
・ 宜野湾御殿
・ 宜野湾御殿の墓


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

宜野湾市 : ミニ英和和英辞書
宜野湾市[ぎのわんし]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [の]
 【名詞】 1. field 
: [わん]
  1. (n,n-suf) bay 2. gulf 3. inlet 
: [し]
  1. (n-suf) city 

宜野湾市 : ウィキペディア日本語版
宜野湾市[ぎのわんし]

宜野湾市(ぎのわんし、沖縄語:ジノーン〔 〕)は、沖縄本島中南部の中央に位置するである。キャッチフレーズは「ねたての都市(まち)ぎのわん」で、本市の広報紙の題名にもなっている。「ねたて」とは「おもろさうし」にも表された言葉で、「物事の根元」、「共同体の中心」を意味する〔 〕。
== 地理 ==
沖縄本島の中部、那覇市の北東約10kmに位置する。市の中央部の台地を普天間飛行場(Marine Corps Air Station Futenma)、北部をキャンプ瑞慶覧(Camp Foster)が占める基地の街である。この二つの施設を挟む様にして国道58号と国道330号が通っている。MapionBB沖縄県宜野湾市字大山付近地図 も参照。国道58号の東側から緩やかな台地となり、西原町と中城村に接する市南部から市東部にかけて小高い丘が点在する。市西部は東シナ海に面し、海岸線は出入りが少なく遠浅である。その周辺の西海岸地域では沖縄コンベンションセンター宜野湾海浜公園を中心に、観光・商業地域としての発展を目指している。また、国道58号宜野湾バイパス沿いには大山タイモ畑が広がっている。宜野湾市役所から那覇市役所までは直線距離でおよそ10km、浦添市と沖縄市からはそれぞれおよそ6kmの距離にある。
中央部
アメリカ海兵隊普天間飛行場(Marine Corps Air Station Futenma、MCAS FUTENMA)が占めている。面積は4.83km2で、市面積の約25%にあたる。ほとんどが民有地で、土地使用の見返りとして約2,800人の地権者へ軍用地料が支払われている。一般的には「普天間基地」と表記・呼称される事が多い。また、「普天間」と略称する事もある(「普天間」は宜野湾市北東部の地名であるため飛行場の周辺住民、とりわけ地元宜野湾市民は単に「基地」と呼ぶ事が多い)。1945年(昭和20年)にアメリカ陸軍工兵隊が日本本土への攻撃に備えて土地を強制接収し飛行場を建設して以来、60年以上米軍施設として使用されている。1960年(昭和35年)にアメリカ陸軍からアメリカ海兵隊に管理が移され、1972年(昭和47年)の沖縄返還の際に普天間海兵隊飛行場、普天間陸軍補助施設、普天間海兵隊飛行場通信所が統合し現在の普天間飛行場となった。
北部
宜野湾市伊佐と北中城村渡口を結ぶ沖縄県道81号宜野湾北中城線を東西軸とする。県道81号の北側では沖縄市北谷町北中城村にもまたがるキャンプ瑞慶覧(Camp Foster)が占めており、市内での面積は1.6km2となっている。上記の中央部同様、土地使用の見返りとして地権者へ軍用地料が支払われている。キャンプ瑞慶覧の普天間ハウジング地区にはキャンプ桑江(Camp Lester)にある沖縄海軍病院(在沖縄アメリカ海軍病院)が移転する予定がある。
北東部
市の行政の中心地。宜野湾市役所、宜野湾市第二庁舎(消防本部水道局)、宜野湾市民会館などがある。
東部
那覇市沖縄市を結ぶ国道330号を軸とする。志真志から野嵩にかけての約4kmの国道330号沿いには30余りの自動車販売業者が点在し、その殆どが中古車販売店であることから宜野湾中古車街道(ぎのわんちゅうこしゃかいどう)と呼ばれる事もある。
南西部
嘉数地域の丘陵(嘉数高台、嘉数高地)周辺は沖縄戦で最大の激戦地となった(詳細は嘉数の戦いを参照)。現在は嘉数高台公園として整備されている。高台頂上の地球を模した展望台からは普天間飛行場を一望でき、景観が抜群であるために報道機関の取材や反戦教育などによく利用されている。閣僚国会議員などが沖縄を訪れる際にもここから普天間飛行場の状況を視察する事が多い。また、アメリカ総領事公邸が立地している。
西部
コンベンションエリアを含む西海岸地域。沖縄の大動脈国道58号とそのバイパス道路である宜野湾バイパスを軸とする。
真志喜・宇地泊地域の宜野湾バイパス沿い(通称コンベンションエリア)には沖縄コンベンションセンター、宜野湾海浜公園(総合運動公園)、トロピカルビーチ(海水浴場)、宜野湾マリーナ(宜野湾港)、ラグナガーデンホテル(全日空ホテルズ)など様々な施設が集積しており、那覇市の奥武山町と並んで沖縄県のイベントの中心地的な役割を担っている。有名アーティストのコンサートはコンベンションエリアで行われる事が多い。また、宜野湾海浜公園内のスポーツ施設群はプロ野球横浜DeNAベイスターズが春季・秋季のキャンプ地として使用している。更なる発展を目指して宜野湾市は観光関連企業の誘致を行っており、過去にはプリンスホテルDFSギャラリア・沖縄の建設計画があった。現在はインターコンチネンタル東京ベイを運営するホスピタリティ・ネットワーク社、サイバーファームの子会社サイオン、不動産業のジョイント・コーポレーション、ボウリング・アミューズメント企業のラウンドワン進出が決定し、「沖縄インターコンチネンタルホテル(仮称)」や「沖縄宜野湾BAYリゾート計画」などの開発が予定されている。
大山地域は豊富な湧き水を利用したタイモ栽培が盛んで、国道58号と宜野湾バイパスの間にはタイモ畑(大山タイモ畑)が広がっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「宜野湾市」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.