翻訳と辞書
Words near each other
・ 大衆社会
・ 大衆社会党
・ 大衆紙
・ 大衆組織政党
・ 大衆薬
・ 大衆路線
・ 大衆車
・ 大衆迎合主義
・ 大衆通報
・ 大衆運動
大衆部
・ 大衆金融公庫
・ 大衆金融公庫法
・ 大衆電信
・ 大衆音楽
・ 大衆食堂
・ 大衆食堂半田屋
・ 大行司駅
・ 大行天皇
・ 大行寺


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

大衆部 : ミニ英和和英辞書
大衆部[だいしゅぶ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

大衆 : [たいしゅう]
 【名詞】 1. general public 
: [しゅう]
 【名詞】 1. masses 2. great number 3. the people 

大衆部 : ウィキペディア日本語版
大衆部[だいしゅぶ]
大衆部(だいしゅぶ、, Mahāsāṃghika, マハーサンギカ)は、古代インド仏教部派の1つ。音訳して摩訶僧祇部(まかそうぎぶ)とも呼ばれる。
釈迦の没後100年ほど後、十事の非法・大天の五事などの「」の解釈で意見が対立し、教団は上座部と大衆部とに根本分裂した(部派仏教時代)。
その後、それぞれの教団はさらに枝末分裂を繰り返し、大衆部からは下記のグループなどに分裂した。
*一説部(いっせつぶ)
*説出世部(せつしゅっせぶ)
*鶏胤部(けいいんぶ)
*多聞部(たもんぶ)
*説仮部(せっけぶ)
*制多山部(せいたせんぶ)
大衆部系は主として中インドから南インドに広まり、概して勢力は小さかった。大衆部は、上座部系の説一切有部から分裂した経量部(きょうりょうぶ)と共に「現在有体・過未無体」を主張し、説一切有部の「三世実有・法体恒有」説と対立した。
なお、大衆部を大乗仏教の源流とする説がある。一時これを否定する説が出されて顧みられなくなっていたが、近年これを再び見直す可能性のある八千頌般若経の古写本(サンスクリットの原本をプラークリットで記述)が発見され注目されている。
大衆部の用いた律を『摩訶僧祇律』という。
==関連項目==

*部派仏教
*上座部



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「大衆部」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.