翻訳と辞書
Words near each other
・ 大みそか
・ 大みそかこどもスペシャル
・ 大みそかシネマスペシャル
・ 大みそ日
・ 大もうけ
・ 大やけど
・ 大らか
・ 大らせん
・ 大わし
・ 大アイアス
大アイアース
・ 大アグリッピナ
・ 大アグリッピーナ
・ 大アジア主義
・ 大アジア主義講演
・ 大アッサプラ経
・ 大アナスタシア
・ 大アニメ博覧会
・ 大アフリカ
・ 大アマゾンの半魚人


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

大アイアース : ミニ英和和英辞書
大アイアース[だいあいあーす]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

アース : [あーす]
 【名詞】 1. external (earth) ground 2. signal ground
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

大アイアース : ウィキペディア日本語版
大アイアース[だいあいあーす]

大アイアース(, )は、ギリシア神話に登場する英雄である。長母音を省略して大アイアスとも表記する。
大アイアースはサラミース島の王テラモーンの子で、トロイア(イリオス)戦争にはサラミス人を率いて12隻の船と共に参加した。同じくトロイア戦争に参加したテウクロスとは異母兄弟。トロイア戦争でギリシア勢に参加した英雄では、アキレウスに次ぐ強さを誇った。『イーリアス』などの叙事詩では、小アイアースと組にして両アイアースなどと呼ばれる。テラモーンはアキレウスの父ペーレウスの兄弟なので、アキレウスとはいとこ同士である。
大アイアースは、アキレウスの戦死後、遺骸がイーリオス勢に奪われないよう、オデュッセウスなどとともに奮戦した。戦いが一段落した後、アキレウスの母テティスが、アキレウスの霊を慰めるための競技会を開催した。その際、アキレウスの鎧をかけた争いにオデュッセウスとともに参加した。争いの判定はネストールアガメムノーンイードメネウスに託された。どちらに軍配を上げても、後々どちらかの怒りを買うことになる。そこで、彼らはイーリオスの捕虜に判定を託すことにした。どのような判定が下るにしても、怨みがイーリオスに向かうので都合が良いと考えたのである。大アイアースとオデュッセウスは接戦を繰り広げ、イーリオスの捕虜は、オデュッセウスに軍配を上げた。
大アイアースは逆上し、怒りのあまりオデュッセウスなどの味方の諸将を殺そうとした。しかし、アテーナーはオデュッセウスを救うために大アイアースを狂わせ、羊を諸将と思わせるようにした。大アイアースは羊を殺しまくったが、ふと自分が殺したのが羊であったことに気がついた。神にあざむかれた大アイアースは、神に嫌われギリシアの諸将も自分を評価しないことを嘆き、彼らのために戦うことの虚しさから自刃して果てた。この顛末はスミュルナのクイントゥスの『トロイア戦記』やソポクレースの悲劇『アイアース』に描かれている。なお、ソポクレースはアテーナーがアイアースを狂わせた原因を、戦場でアテーナーの庇護をアイアースが拒んだ高慢への罰であるとしている。
==系図==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「大アイアース」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.