翻訳と辞書
Words near each other
・ 地球防衛未亡人
・ 地球防衛艦隊
・ 地球防衛軍
・ 地球防衛軍 (宇宙戦艦ヤマト)
・ 地球防衛軍 (映画)
・ 地球防衛軍2 PORTABLE
・ 地球防衛軍3
・ 地球防衛軍4
・ 地球防衛軍4.1
・ 地球防衛軍4.1 THE SHADOW OF NEW DESPAIR
地球防衛軍テラホークス
・ 地球離脱ステージ
・ 地球離脱段
・ 地球電磁気学
・ 地理
・ 地理 (科目)
・ 地理 (雑誌)
・ 地理B
・ 地理お国自慢板
・ 地理オリンピック


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

地球防衛軍テラホークス : ミニ英和和英辞書
地球防衛軍テラホークス[ちきゅうぼうえいぐんてらほーくす]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ち]
  1. (n,n-suf) earth 
地球 : [ちきゅう]
  1. (n,adj-no) the earth 
: [たま, きゅう]
 【名詞】 1. globe 2. sphere 3. ball
防衛 : [ぼうえい]
  1. (n,vs) defense 2. defence 3. protection 4. self-defense 5. self-defence 
: [ぐん]
  1. (n,n-suf) army 2. force 3. troops 
テラ : [てら]
 【名詞】 1. tera- 2. 10^12, (n) tera-/10^12
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

地球防衛軍テラホークス : ウィキペディア日本語版
地球防衛軍テラホークス[ちきゅうぼうえいぐんてらほーくす]

地球防衛軍テラホークス』(ちきゅうぼうえいぐんテラホークス、''Terrahawks'')は、1983年から1984年にかけてイギリスで放映された、人形劇による特撮のTVシリーズ。製作は操り人形を用いた特撮映画やテレビシリーズを多く製作していた、ジェリー・アンダーソン率いるアンダーソン・パー・ピクチャーズである。
== 概要 ==
「テラホークス」の原点は、1977年に東北新社が「スペース1999」のあと行き詰まりを見せていたジェリー・アンダーソンに、本格SFアニメーションの共同製作を持ちかけたところに始まる。「サンダーホークス」(THUNDERHAWKS)と仮題されたこの企画は、英国側のデザインなどに東北新社側が難色を示したことなどから、英国のプロットを残しつつ日本のスタッフによる製作で再出発することになり、「地球奪還指令テラホークス」と改題して監督に『勇者ライディーン』、『長浜ロマンロボシリーズ』の長浜忠夫、デザインに『勇者ライディーン』、『超電磁ロボ コン・バトラーV』、『無敵超人ザンボット3』の安彦良和、ブレーンにSF作家の豊田有恒、石津嵐、脚本家の鈴木良武田口成光などが加わって進行したが、当時の日本は「スター・ウォーズ」を嚆矢とするSFブームの到来前であり、時代を先取りしたがゆえにセールスがうまくいかずに結果として流れてしまう(なお安彦良和がデザインしたテラホークスのコスチュームのデザインは『機動戦士ガンダム』の地球連邦軍の制服にモディファイされている)。
数年後ジェリー・アンダーソンは、日本のアニメ企画とは無関係に、テラホークスの題名をそのまま使い、新しいパートナーで出版会社出身のクリストファー・バーとともにプロダクションを起こして、クリストファーの発案で"THUNDERHAWKS"を人形劇として製作した。それが本作である。日本の水準では高額な予算ながら、アンダーソンの意図としては低予算作品として製作された。しかし、新しい伴侶メアリーと、若いバーに支えられた本作は、ジェリーの新しいキャリアの第一歩となるはずだった。
製作スタッフは、旧知のボブ・ビル、アラン・パディロ、デスモンド・サウンダーズ、メインライターのトニー・バーウィック(タイトルにクレジットされている「〜ステイン」という洒落の名前は、全てこの人)等のほかに、監督のトニー・レニー、ファンの自作ミニチュア展示会で親交を結んだ特撮監督スティーブン・ベッグ等の若者が参加した。3シーズン、39エピソードが製作され、かつてのATVを受け継いだセントラルTVで放送された。
内容は「サンダーホークス」をベースにしており、「サンダーホークス」の企画書に書かれたストーリー(敵の宇宙船が縮小して地球に侵入する)は実際の第一話のストーリーとなった。日本人キャラクターのヒロが登場するなど、日本への配慮、あるいは先の企画の名残が散見される。アンダーソンは東北新社に日本での展開を打診。最終的に、東北新社配給、NHK総合テレビジョン放送によって日本では陽の目を見ることとなった。
サンダーバード』的なユーモアを重視した作風を目指して制作されたため、本作の人形は『サンダーバード』以来ひさびさに人形の頭身が5頭身にもどされた。
人形造形もアンダーソン作品の母、クリスティーン・グランヴィルが久しぶりに担当したが、表情をより人間に近いものとするため、ファイバーグラス製の顔を持つマペットではなく、骨格にラバーをかぶせた新技術が使用された。従来のジェリー・アンダーソン作品の「スーパーマリオネーション」とは異なり、日本の人形劇で一般的なパペット(下あやつり)が使われている。その技法を、本作では「スーパーマクロメーション」と称号している。
本編の台詞で印象的なのが、防衛チーム内での特殊なコールサインが復活した事である。本作では「10-10」(テン・テン:了解)、「10-30」(テン・サーティ:待機)等の、数字の組み合わせを使った通信符号テン・コードを使用した〔日本放送版では、民放で放映する際のCM枠に相当する時間のフィラー(穴埋め)の役割も兼ねたコーナーを設けて内容を説明していた。このコード体系は米軍やCB無線等で実際に使われていた(アメリカ合衆国の警察では現用中)。日本では、円谷プロの特撮TVドラマ「緊急指令10-4・10-10」で使われたのが有名である。〕。

地球人と美意識や考え方が異なるゼルダとその手下によるユニークな発想の地球侵略作戦(アンダーソン曰く本作のシナリオづくりには「宇宙人的な発想が必要」とのこと)と、それを的確な判断で阻止するナインスタイン率いるテラホークスとの知恵競べともいえる戦いが、時にコミカルに、時にハードタッチで描かれた。
人間的な人格をもっているゼロイドと人間との関わりによるドラマも平行して描かれており番組を盛り上げた。これは前述の初期企画案「サンダーホークス」のときから企画書に書かれてあった本作の特色であった。
戦争に対するシビアーな視点がみられる話もいくつかあり、「クリスマス月面デスマッチ!?」(A CHRISTMAS MIRACLE)のような反戦色のつよい異色作もつくられた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「地球防衛軍テラホークス」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.