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四民平等 : ミニ英和和英辞書
四民平等[しみん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [よん]
  1. (num) four 
四民 : [しみん]
 【名詞】 1. the four social classes (samurai, farmers, artisans, merchants) 2. the masses
: [たみ]
 【名詞】 1. nation 2. people 
: [たいら, ひら]
 【名詞】 1. the broad 2. the flat 3. palm
平等 : [びょうどう]
  1. (adj-na,n) equality (a) 2. impartiality 3. evenness 
: [など]
  1. (suf) and others 2. et alia 3. etc. (ら)

四民平等 ( リダイレクト:士農工商 ) : ウィキペディア日本語版
士農工商[しのうこうしょう]

士農工商(しのうこうしょう)とは、儒教において社会の主要な構成要素(官吏農民職人商人)を指す概念である。「四民」ともいう。日本では、近代になり江戸時代身分制度を意味すると捉えられるようになったが、1990年代ごろから実証的研究が進み、誤った認識であることが理解されるようになった。
== 概要 ==
士農工商(四民)は、古代中国から用いられた言葉で、紀元前1000年頃には既に見られる〔『書経』下巻497項には「司空は邦土を掌り、四民を居く」と記されている。〕。意味としては、漢書に「士農工商、四民に業あり」とあるように、「」の職業は4種類に大別されるということになる。そして、これを連続して表記することで、「老若男女」のように、あらゆる職業の民、つまり「民全体」または「みんな」といった意味で使われる。
近世日本では、遅くとも17世紀半ばまでに「士」が武士を意味するように意味が改変されて受け入れられた。また、近代以降には「士農工商」が近世の身分制とその支配上下関係を表す用語として認識されるようになった。しかし、1990年代になると近世史の研究が進み、士農工商という身分制度や上下関係は存在しないことが実証的研究から明らかとなり〔上杉聰『部落史がかわる』三一書房1997年など〕、2000年代には「士農工商」の記述は教科書から外されるようになった。これに関係して、「四民平等」も本来の意味(すべての民は平等)ではなく、「士農工商の身分制からの解放」という認識を前提に用いられたものであったため、教科書から消された〔東京書籍 Q&A 〕。 ただ、昭和時代の教育を受けた人を中心に未だ士農工商は身分制として認識されていることがある〔城繁幸『日本型雇用制度は江戸時代の「士農工商」と同じだ』J-CAST会社ウォッチ 2009年 〕。
なお、上記はあくまで近世日本に「士農工商という身分制」が存在しないということであって、「士農工商」という言葉は当時も(本来の意味で)用いられており、「身分制」も存在していることに注意されたい(実際の身分制については士農工商#歴史を参照のこと)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「士農工商」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Four occupations 」があります。




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