翻訳と辞書
Words near each other
・ 四次元アドベンチャー
・ 四次元ナイフ
・ 四次元ポケット
・ 四次元時空
・ 四次元球面
・ 四次元空間
・ 四次元超立方体
・ 四次函数
・ 四次婆
・ 四次方程式
四次構造
・ 四次脈
・ 四次視覚野
・ 四次関数
・ 四正勤
・ 四正断
・ 四歩格
・ 四歳牝馬特別
・ 四死球
・ 四段


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

四次構造 : ミニ英和和英辞書
四次構造[よじこうぞう]
quaternary structure
===========================
: [よん]
  1. (num) four 
: [つぎ]
  1. (n,adj-no) (1) next 2. following 3. subsequent 4. (2) stage 5. station 
構造 : [こうぞう]
 【名詞】 1. structure 2. construction 
四次構造 : ウィキペディア日本語版
四次構造[よじこうぞう]
生化学において四次構造(よじこうぞう、)は、タンパク質の高次構造の一つで、折り畳まれた複数のポリペプチド鎖がお互いに会合した空間配置を指す。
==概要==
タンパク質の多くは2本以上のポリペプチド鎖の集合体であるが、このような巨大な集合体における個々のポリペプチド鎖のことをサブユニットと呼ぶ。サブユニットの三次構造に加え、複数のサブユニットから成るタンパク質では四次構造、つまりサブユニット同士が集合する空間配置が関わってくる。複数のサブユニットから成り、多彩な機能を持つ酵素をホロ酵素(holoenzyme)と呼ぶことがある。ホロ酵素における一部の部位を調節サブユニットと呼び、機能中心部位を触媒サブユニットと呼ぶ。四次構造を持つタンパク質の例に、ヘモグロビンDNAポリメラーゼイオンチャネルなどがある。ヌクレオソーム微小管のように、多タンパク複合体と呼ばれるタンパク質の集合体も同様に四次構造を持つ。四次構造の変化は、個々のサブユニットのコンフォメーション変化や、個々のサブユニット相対位置の再編成を経て起こる。多くのタンパク質が調節を受けたり生理的機能を遂行するのは、このような四次構造変化により多量体酵素の協同性やアロステリック効果が誘発されることによる。
上記の定義は生化学の古典的アプローチに基づき、タンパク質とタンパク質性機能単位の区別が困難だった時代に成立したものである。近年、研究者たちはタンパク質の四次構造を考える時にタンパク質間相互作用に焦点を当て、タンパク質の集合体は全てタンパク質複合体として考えるようになった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「四次構造」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.