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四十八手 : ミニ英和和英辞書
四十八手[しじゅうはって]
1. (exp,n) the 48 basic sumo techniques 2. every trick in the book
===========================
: [よん]
  1. (num) four 
四十 : [よんじゅう]
 【名詞】 1. forty 
四十八手 : [しじゅうはって]
  1. (exp,n) the 48 basic sumo techniques 2. every trick in the book
: [とお]
  1. (num) 10 2. ten 
十八 : [じゅうはち]
 【名詞】 1. 18 2. eighteen 
: [やつ]
 (num) eight
八手 : [やつで]
 (n) eight-fingered-leaf shrub
: [て]
 【名詞】 1. hand 
四十八手 : ウィキペディア日本語版
四十八手[しじゅうはって]

四十八手(しじゅうはって)とは、相撲における決め技のことで、室町時代からその名が見られる。古来の日本では、「縁起の良いたくさんの数」として48を使用した。初期のこの呼称は、正しく技の数を数えてのものではなく、ただ単に「相撲の技の数は多い」「縁起よく48」などという意味だったと考えられている。
==概要==
江戸時代になると、様々なものの数を48で定めることが多くなり、大岡忠相が定めた町火消も同じ由来により48組とされている。でも、大小の滝がそこに数多くあってそれで一つの滝をなしている時などは、赤目四十八滝といったふうに48という数を呼び名にする。
江戸の寛文時代になって、相撲における取り組みの決まり手を文書として整理し、投げ手12、掛け手12、反り手12、捻り手12、合計四十八手とした。寛文時代のこれは、土俵が制定される以前で、相手を土俵外へ出す技は一手も含まれていない。
後に、技の名称は多い時で300手かそれ以上になったと言われている。「裏手」と呼ばれる返し技、「手捌き八十二手」「手砕き八十六手」といった新手の登場、さらには行司の流派による同一の技の呼称の違いまであった。部屋の秘技として親方から直伝される技もあり、これらの秘技の多くは名前だけが残り、どういう技であったか文献に残っていない。あるいは、名前も残らない秘技もあったかも知れない。文や絵図に残さず秘技として伝えられていた技そのものが、力士の世代が変わると変化していったとも言われる。元禄時代になると、現在にみられる呼称が徐々に増えていった。
大相撲の興行にも競技性が必要とされる時代になると、力士が意識してはできない偶然の技も興行の楽しみの一要素とはいえ、前時代的なものとなった。そこで、1955年日本相撲協会ではこれを70手に整理した。これは歴史的な統合であり、力士が技を使う頻度が統合の基準となったが、相撲通にしか見分けられなかったような微妙な技までも、わかりやすい技の中の一連の動作として統合された。頻度とは無関係に技の種類として大別されるものを後世に残す意図から改訂や追加がなされ、現在認定している実際の決まり手は82手存在する(大相撲の決まり手一覧を参照のこと)。
現在の技の区別が果たして最終的なもので良いかは、伝統ある相撲文化を後世に伝える意義や、大相撲の発展を考えた場合には議論のあるところである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「四十八手」の詳細全文を読む




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