翻訳と辞書
Words near each other
・ 原核生物の細胞骨格
・ 原核生物界
・ 原核細胞
・ 原根冠
・ 原根層
・ 原根毛
・ 原桂子
・ 原案
・ 原案委員会
・ 原條あき子
原棘鰭上目
・ 原植生
・ 原樹理
・ 原正之
・ 原正人
・ 原正人 (バンド・デシネ研究者)
・ 原正俊
・ 原正夫
・ 原正宏
・ 原正市


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

原棘鰭上目 : ミニ英和和英辞書
原棘鰭上目[げんきょくきじょうもく]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [はら, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation
: [ひれ]
 (n) fin (e.g., of fish)
: [じょう]
 (n,pref,suf) 1. first volume 2. superior quality 3. governmental 4. imperial 5. top 6. best 7. high class 8. going up 9. presenting 10. showing 1 1. aboard a ship or vehicle 12. from the standpoint of 13. as a matter of (fact) 13. superior
上目 : [うわめ]
 【名詞】 1. upward glance 2. upturned eyes
: [め, もく]
 【名詞】 1. (1) item 2. division 3. class 4. (2) piece (in Go)

原棘鰭上目 : ウィキペディア日本語版
原棘鰭上目[げんきょくきじょうもく]

原棘鰭上目(げんきょくきじょうもく、Protacanthopterygii)は、硬骨魚類の分類群の一つ。ニギス目キュウリウオ目サケ目およびカワカマス目の4目が含まれ、計12科94属366種が所属する。
== 概要 ==
原棘鰭上目は正真骨亜区(Euteleostei、真骨類の下位分類)に所属する硬骨魚類のうち、ニギス目・キュウリウオ目・サケ目・カワカマス目の4目をまとめた一群である。1960年代後半にGreenwoodらによって提唱され、正真骨亜区の中でもっとも原始的なグループとして位置づけられている。
原棘鰭上目の分類体系は極めて不安定で、40年余りの間にその構成は何度も変更が加えられてきた〔『魚学入門』 pp.31-32〕。当初はサケ目のみが設置され、その内部に4亜目が含まれる構成であったが、Nelson(1994)によりキュウリウオ目・カワカマス目が独立の目として扱われるようになった。その後、2006年にはキュウリウオ目からニギス目が分離され、現在の4目の体系となっている。
あるグループにおいて退化している形質が別の群では特化しているなど、分類形質が複雑に入り乱れていることが、体系を不安定なものにしている一因と考えられている〔。近年はカワカマス目を本上目から除外する見解もあり、原棘鰭上目の存在基盤そのものが流動的である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「原棘鰭上目」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.