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南海トラフ : ミニ英和和英辞書
南海トラフ[なんかいとらふ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [みなみ]
  1. (n,vs) South 2. proceeding south 
南海 : [なんかい]
 【名詞】 1. southern sea 
ラフ : [らふ]
  1. (adj,n) rough 2. (adj,n) rough

南海トラフ : ウィキペディア日本語版
南海トラフ[なんかいとらふ]

南海トラフ(なんかいトラフ)は、四国の南の海底にある水深4,000m級の深い溝(トラフ)のこと。非常に活発で大規模な地震発生帯である。南海トラフ北端部の駿河湾内に位置する右図黄線の部分は駿河トラフとも呼称される。
== 概要 ==
プレートテクトニクスの解釈によれば南海トラフは、北西方向に進んできた密度の高い海洋プレートであるフィリピン海プレートが、密度の低い大陸プレートであるユーラシアプレートアムールプレート)と衝突してその下に沈み込んでいる、沈み込み帯である。
南海トラフの巨大地震震源域では陸上のGPS観測網から陸側のプレートが西北側へ移動していることが示され、プレート間の固着によって陸側のユーラシアプレートもフィリピン海プレートと共に引きずり込まれており「すべり遅れ速度分布」として知られていたが〔橋本千尋, 鷺谷威, 松浦充宏(2009):, 平成21年度地球シミュレーター利用報告会〕、海上保安庁によって2011年から約4年間行われた観測では、南海トラフ沿いの海底に於いても陸側のプレートが北西方向に移動していることが改めて示され、移動速度は海域毎に異なるが最大となる遠州灘(浜名湖沖)と紀伊水道沖では最大年間6cm程度とされている。
南海トラフのトラフ軸は、駿河湾の富士川河口付近を基点として、御前崎沖まで南下しその後南西に向きを変え潮岬沖、室戸岬沖を通って九州沖に達する。九州東方沖にある西端の先は、琉球海溝南西諸島沖縄の東を南北に走る)に繋がる。また、富士川河口付近にある東端の先は、陸地である富士山箱根山丹沢山地付近を経て相模トラフへと繋がると考えられているが、どの断層帯が境界であるかは定まっておらず、むしろ、1つながりの断層ではなく多数の断層群がプレート間の力学的境界をなしているという見方もある〔「」、2012年11月27日、首都直下地震モデル検討会(第10回) 〕。
第二次世界大戦後の昭和中期に南海地震の研究を行った沢村武雄は、南海地震や東南海地震の震源域が西日本に平行に東西に延びていることに着目し、これらの震源域を衝上断層(スラスト)であることから「南海スラスト」と名付けた〔高木金之助編、沢村武雄 「五つの大地震」『四国山脈』 毎日新聞社、1959年〕。後にプレートテクトニクス理論が一般化すると単なる衝上断層ではなく沈み込み帯であることが分かり、深さ6,000m未満なので「南海トラフ」と呼ばれるようになった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「南海トラフ」の詳細全文を読む




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