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北小島（きたこじま）は、沖縄県石垣市の尖閣諸島にある無人島である。 == 概要 == 西表島北方約160km、尖閣諸島の主島である魚釣島の東南東方に位置する無人島。南小島と対を成して位置する。面積0.31km²〔沖縄県島しょ別面積一覧 〕。両島の間に「イソナの瀬戸」という水道がある。 私有地であって、2002年から日本政府が年150万円で賃借していたが、2012年9月11日、日本政府は魚釣島、南小島とともに3島を埼玉県に所在する地権者から20億5千万円で購入し、日本国への所有権移転登記を完了した〔尖閣諸島、１１日に国有化…当面現状のまま維持 読売新聞2012年9月11日13S版2面、尖閣登記11日に完了 2012年9月13日13版4面〕。上陸するためには日本政府の許可が必要である。日本が領有し実効支配しているが、中華人民共和国及び中華民国も領有権を主張している。 日本の行政区分では沖縄県石垣市登野城2391番地にあたる〔角川地名大百科辞典編纂委員会『角川地名大辞典47沖縄県』、角川書店、1986年、290頁〕。 日本の政治団体によって簡易な灯台が設置されている〔海上保安レポート 2005年版 / 尖閣諸島等の領海警備 〕。 2002年に、絶滅危惧種であるアホウドリの繁殖が確認されている〔アホウドリ繁殖を確認/尖閣諸島北小島にも分布 琉球新報 2002年1月8日〕。 2012年1月16日、日本政府は排他的経済水域（EEZ）の基点となるにもかかわらず名称が不明であった離島について、地元自治体などに呼称を照会した上で、同年3月末までに命名する方針を示し〔尖閣周辺、39の無名離島に命名 EEZ基準で官房長官 共同通信（47NEWS）、2012年1月16日〕、3月2日に名称が決定した〔名称不明離島の名称決定・地図等への記載について 総合海洋政策本部、2012年3月2日〕。これには尖閣諸島付近の4島が含まれるが、そのうち、久場島付近にある1島、及び、大正島付近にある1島がともに北小島と名付けられ〔、尖閣諸島内には計3つの北小島が存在することになった。魚釣島から見て、魚釣島付近の北小島（本項の北小島）は東南東約3km、久場島付近の北小島は北東約30km、大正島付近の北小島は東北東約110kmにそれぞれ位置する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「北小島」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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