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冗長化 : ミニ英和和英辞書
冗長化[じょうちょうか]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [じょう]
 (n) uselessness
冗長 : [じょうちょう]
  1. (adj-na,n) (1) tedious 2. verbose 3. (2) redundancy
: [おさ]
 【名詞】 1. chief 2. head 
: [か]
 (suf) action of making something

冗長化 : ウィキペディア日本語版
冗長化[じょうちょうか]

冗長化(じょうちょうか)とは、システムの一部に何らかの障害が発生した場合に備えて、障害発生後でもシステム全体の機能を維持し続けられるように予備装置を平常時からバックアップとして配置し運用しておくこと。冗長化によって得られる安全性は冗長性と呼ばれる。
常に実用稼動が可能な状態を保ち、使用しているシステムに障害が生じたときに瞬時に切り替えることが可能な仕組みを持つ。障害によってシステムが本来の機能を失うと、人命や財産が失われたり、企業活動が大きな打撃を受けるような場合には、冗長性設計が必須となっている。
== コンピュータ・システム ==

=== データ処理 ===
コンピュータ・システムにおいては、一瞬の停止も許されない、例えば金融機関交通機関の運行管理などのようなシステムで冗長化を行うことが多く、システム内部に相似形のサブシステムを常に並列して稼動させておき、片側に障害が生じたときでも停滞なくもう片側だけで基本的なサービスが行えるように設計・運用されている。平時には2つや3つのサブシステムで同じ処理を行わせる構成と、2つまたはそれ以上のサブシステムで互いに異なる処理を行う構成があり、前者では明確な故障時の切り換えだけでなく処理結果の比較によって異常検出や多数決が行え、後者では平時にも処理能力の余力が得られる。また、特に重要なシステムでは、災害や広域障害などに備えて複数のシステムを例えば東京と大阪などのように離れた場所に設置するようになっている。
こういった冗長化は、サービスの継続性が高められるという点で有用であるが、多額の費用がかかることから、完全な冗長化が施せるシステムは費用対効果の面で限られる。一般の消費者向けや企業でも通常の事務処理で用いられるパソコンでは、瞬時の停止を避けるほどの冗長化を施すことは稀であり、ほとんど唯一、比較的脆弱とされるハードディスク・ドライブの故障だけは作成・保存されたファイルすべてが失われる危険性があるのでRAIDによって冗長化が行われることがある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「冗長化」の詳細全文を読む




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