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中里喜昭 : ミニ英和和英辞書
中里喜昭[なかざと きしょう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [なか]
 【名詞】 1. inside 2. middle 3. among 
: [り]
 【名詞】 1. ri (old measure) 2. 2. 44 miles 

中里喜昭 : ウィキペディア日本語版
中里喜昭[なかざと きしょう]
中里喜昭(なかざと きしょう、1936年3月13日 - )は、日本の小説家である。

== 経歴 ==

長崎市に生まれ、中学卒業後三菱重工業(当時の名称は西日本重工業)長崎造船所に勤務する。結核にかかり闘病生活をするなかで文学に志し、宮柊二につながる結社で短歌をよむ。その後、小説に転じ、日本共産党機関紙『アカハタ』の小説募集に応募し、ペンネーム〈はた・さつき〉で「地金どろぼう」が入選し、小説が認められる。その後、1962年に、日本共産党創立40周年の文芸作品募集に『分岐』が入選(このときは中里喜昭で応募した)、作家としての生活をはじめる。1965年の日本民主主義文学同盟創立に参加し、当初から運営の中心を担い、事務局長も経験した。1969年から『赤旗』に連載した、三無事件も登場する『仮のねむり』で第2回多喜二・百合子賞を受賞する。1970年から『民主文学』に連載をはじめた『ふたたび歌え』(1973年完結)もあわせて、長崎の風土に根づいた労働者のたたかいを描いて、労働者の文学として注目を浴びた。
1970年代後半には、民衆の意識の底にある観念をさぐり、作品化する方向に向かった。島原半島の旧家の崩壊を描いた『自壊火山』(1976年)、隠れキリシタンの造船労働者を主人公にした『解かれゆく日々』(1977年)、三井三池炭鉱の下積み労働者の出自をさぐった『与論(ゆんぬ)の末裔』(1981年)などの長編作品がある。
1984年に文学同盟を退会したあとは、小説よりもルポルタージュに力を注いで、熊本県の川辺川ダムの問題を書いた『百姓の川 球磨・川辺』(2000年)がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「中里喜昭」の詳細全文を読む




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