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上総国 : ミニ英和和英辞書
上総国[かずさのくに]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [じょう]
 (n,pref,suf) 1. first volume 2. superior quality 3. governmental 4. imperial 5. top 6. best 7. high class 8. going up 9. presenting 10. showing 1 1. aboard a ship or vehicle 12. from the standpoint of 13. as a matter of (fact) 13. superior
: [そう]
  1. (n,pref) whole 2. all 3. general 4. gross 
: [くに]
 【名詞】 1. country 

上総国 : ウィキペディア日本語版
上総国[かずさのくに]

上総国(かずさのくに、正字体:上總國、正仮名遣:かづさのくに)は、かつて日本の地方行政区分だった令制国の一つ。東海道に属する。
常陸国上野国とともに親王国司を務める親王任国であり、国府の実質的長官は上総介であった。
== 「上総」の名称と由来 ==
古語拾遺』によると、よきの生きたる土地というところより称したとされる捄国(ふさのくに)から分立したという。分立の時期については、『帝王編年記』では上総国の成立を安閑天皇元年(534年)としており、毛野国から分かれた上野国と同じく「上」を冠する形式をとることから6世紀中葉とみる説もある〔楠原佑介他・編『古代地名語源辞典』「総」の項、東京堂出版 1981年。ISBN 4-490-10148-1〕。
6世紀から7世紀にかけ多くの国造が置かれ、後の安房国も併せ8つの国造の領域が存在しているが、ヤマト王権からはこれらの国造の領域を合わせ捄国(もしくは上捄国)として把握されていたものと考えられ、ヤマト王権と緊密なつながりを有していたともされている。藤原宮出土木簡に「己亥年(699年)十月上捄国阿波評松里□」とあり、7世紀末には「上捄」の表記であったと推測されるが、大宝4年(704年)の諸国印鋳造時には「上総」に改められた〔加藤謙吉他・編『日本古代史地名事典』「上総国」の項、雄山閣 2007年。ISBN 978-4-639-01995-4〕。読みは、古くは「かみつふさ」であったが、「かづさ」に訛化した。「かみつふさ」の転であるため、正仮名遣(歴史的仮名遣い)では「かづさ」と表記されるが、現代仮名遣いでは「かずさ」とするため、「つ」に由来することが見えない状況となっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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