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ヴェローナ・リスト : ミニ英和和英辞書
ヴェローナ・リスト[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ヴェローナ・リスト : ウィキペディア日本語版
ヴェローナ・リスト[ちょうおん]
ヴェローナ・リスト(あるいは '':en:Laterculus Veronensis''とも呼ばれる)は、皇帝ディオクレティアヌスコンスタンティヌス時代以降のローマの属州のリスト。リストは7世紀の写本だけが残り、イタリアのヴェローナにあるChapter House Library (Biblioteca Capitolare)に保存されてきた〔Verona, Biblioteca Capitolare, MS II (2), at fol. 255 recto, line 14-fol. 256 recto, line 19; E. A. Lowe, ''Codices Latini Antiquiores'' 4 (Oxford, 1947), p. 21, No 477〕。もっとも最近の校訂版はティモシー・バーンズ(1982)である。早期の校訂本はテオドール・モムゼン(1862)によるものと、によるノティティア・ディグニタートゥムを含む校訂本に含まれているもの、 ''Geographi Latini minores''に掲載されていた Alexander Riese (1878)がある。':en:Laterculus Veronensis''とも呼ばれる)は、皇帝ディオクレティアヌスコンスタンティヌス時代以降のローマの属州のリスト。リストは7世紀の写本だけが残り、イタリアのヴェローナにあるChapter House Library (Biblioteca Capitolare)に保存されてきた〔Verona, Biblioteca Capitolare, MS II (2), at fol. 255 recto, line 14-fol. 256 recto, line 19; E. A. Lowe, ''Codices Latini Antiquiores'' 4 (Oxford, 1947), p. 21, No 477〕。もっとも最近の校訂版はティモシー・バーンズ(1982)である。早期の校訂本はテオドール・モムゼン(1862)によるものと、によるノティティア・ディグニタートゥムを含む校訂本に含まれているもの、 ''Geographi Latini minores''に掲載されていた Alexander Riese (1878)がある。'とも呼ばれる)は、皇帝ディオクレティアヌスコンスタンティヌス時代以降のローマの属州のリスト。リストは7世紀の写本だけが残り、イタリアのヴェローナにあるChapter House Library (Biblioteca Capitolare)に保存されてきた〔Verona, Biblioteca Capitolare, MS II (2), at fol. 255 recto, line 14-fol. 256 recto, line 19; E. A. Lowe, ''Codices Latini Antiquiores'' 4 (Oxford, 1947), p. 21, No 477〕。もっとも最近の校訂版はティモシー・バーンズ(1982)である。早期の校訂本はテオドール・モムゼン(1862)によるものと、によるノティティア・ディグニタートゥムを含む校訂本に含まれているもの、 ''Geographi Latini minores''に掲載されていた Alexander Riese (1878)がある。
==解説==
この文献は帝国の属州の全て(合計約100)の名前のリストであり、新しく創設された12の管区(dioceses)から構成されている。12の管区は単一のリストに記載されており、東方と西方の二つの地方に分かれているが、その地方内では順番は地理的連続性とは一致していない。東方地域は(オリエンス(Oriens)、ポンティカ(Pontica)、アシアナ(Asiana)、トラキア(Thraciae)、モエシア・パンノニア(Moesiae, Pannoniae)管区からなり、西方地域はブリタニア(Britanniae)、ガリア(Galliae)、ヴィエンネンシス・イタリア・ヒスパニア・アフリカ(Viennensis, Italiae, Hispaniae, Africa)から構成されている。パンノニア管区とブリタニア管区の間に不連続な部分がある。東半分は、南方から北方へ向けて反時計周りに地中海を半周するように、アフリカ、アジア、ヨーロッパの順番に記載されている。西半分は東方に比べると乱雑な並びとなっていて、概ね北から南へ、ヨーロッパからアフリカへと時計回りに記載されている。
テオドール・モムゼンはリストの起源を297年の属州の状況を著したものと考えたが、後の研究により東方は314-324年の状況、西方は303-314年の状況を著したものと変更された。もっとも最近のティモシー・バーンズをConstantin Zuckermanの研究では、 リスト全体は314年だけの状況を著しており、リキニウス帝がマクシミヌス・ダイアを破り、東方の単一皇帝となった313年と、コンスタンティヌス帝との最初の内戦にリキニウスが敗北した316-17年の間の属州の状況を著しているとされた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヴェローナ・リスト」の詳細全文を読む




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