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ロンドンデリー : ミニ英和和英辞書
ロンドンデリー[ろんどん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ロンド : [ろんど]
 (n) rondo, (n) rondo
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ロンドンデリー : ウィキペディア日本語版
ロンドンデリー[ろんどん]

デリー (、)、公式にはロンドンデリー (、〔)とは北アイルランドで2番目に大きいかつ、アイルランド島において4番目に大きい都市でもある〔DERRY REGIONAL CITY – Business Investment . Retrieved 1 November 2008.〕。デリーと言う名は「オークの森」を意味するアイルランド語の「Daire」もしくは「Doire」をしたものである〔Library Ireland – Sketches of Olden Days in Northern Ireland〕。1613年、ジェームズ1世の勅許状により都市になることが承認され、デリーの前に「ロンドン」を付ける形で市名がロンドンデリーに変更された。デリーという都市名がより一般的に知られているが〔、ロンドンデリーという都市名も一般的に使用されていて、法的名称として残っている。
フォイル川西川岸にある古い城壁都市は2つの道路橋と1つの歩道橋が架かっているが、現在両川岸とも市内(西の「シティサイド」と東の「」)に入っている。また都市区域は南東の農村部にも及んでいる。デリー区が管轄していて、とを抱えている。
市から約範囲内にあるグレーター・デリー地域の人口は237,000人である〔〕。この地域はデリー・シティととの一部、ドニゴール州東部(とを含む)やで構成されている。
また、ドニゴール州とで接していて、多世紀に渡って親密な関係となっている。デリーの創設者は伝統的にコルムシルという聖人と見なされていて、コルムシルはからやってきた聖者で、ティアコネルは現在のドニゴール州のほぼ全ての地域(1610年以前はフォイル川西岸も一部だった〔Brian Lacy (Editor), ''Archaeological Survey of County Donegal'', p. 1. Donegal County Council, Lifford, 1983.〕)の古名である。
2013年、ロンドンデリーは2010年7月にに選出された。
==市名==

1662年4月10日に発行された市のによれば正式な都市名は「ロンドンデリー(Londonderry)」であり、デリー市議会が市名を変更するための手続きに関する指針を求めたことに対し、2007年1月に高等裁判所がこの勅許状を再確認する形で退けた。しかし、議会は1984年に名称をロンドンデリー市議会からデリー市議会に変更しており、この裁判はこの名称変更で市名までも変更することが可能かどうか明確に求めるものだった。裁判所の決定はそれが明確とはしなかったが枢密院へ市名変更の請願は正しい手順だったことを明確化した。デリー市議会はその後この手順を開始し、平等性インパクト評価レポート(EQIA)の実施を伴った〔Equality Impact Assessments Derry City Council website〕。2009年に、市内在住者への最初のアンケートを取ったが、市名変更に賛成なのはカトリック教徒の75%、ナショナリストの77%だったが、プロテスタントは6%、ユニオニストは8%に過ぎなかった〔Draft EQIA, Appendix pp.91–2〕。その後EQIAでは、諮問公開討論会を2回開催し、市名をデリーに変更するべきか否かに関する意見を一般市民から募集したが〔、総数12,136件のうち、3,108件は概して賛成だったものの、9,028件は反対意見だった。
公式市名に反して、簡素なデリーの方がより一般的に知られているが〔、デリーはアイルランド語でカシの森/カシの木を意味する「Daire」や「Doire」を英語化した言葉で、この言葉は現在のこの都市に位置している場所の最も古い名称である「ディレ・カルガフ(Daire Calgaich)」(カルガフのカシ森)が由来となっている。市名がデリーから変更されたのはの間である1613年でロンドンのギルドによる市の設立を反映したものだった。
デリーという名称はが好んでいて、北アイルランドやアイルランド共和国のカトリック教徒の間で幅広く使われていて、逆にの間ではロンドンデリーという名称が好まれるが、日常会話では市内に住むほとんどのプロテスタント教徒はデリーと言っている〔''War zone language: linguistic aspects of the conflict in Northern Ireland'' by Cordula Hawes-Bilger (ISBN 978-3-7720-8200-9), page 100〕。一方、市政府の決定により、イギリス国内での公式使用は通常〔ロンドンデリーとなっているが、アイルランド共和国の都市や州のほとんどでは地図もメディアでも会話でも常にデリーを使っている。2009年4月、アイルランド共和国外務大臣のはロンドンデリー出身者でアイルランドのパスポートを所持している場合ロンドンデリーとデリーの両方を選べるようにすると発表した〔Derry-born can choose city's name on passport. Available: http://www.irishtimes.com/newspaper/ireland/2009/0409/1224244287427.html〕。アイルランド共和国での公式道路標識はデリー表記だが、北アイルランドではロンドンデリー(「L'Derry」と略している場合もある)表記であるものの、「ロンドン」の部分を読めなくする破壊行為が行われることがある〔。組織団体によっても表記が分かれており併記する例もある。例としてシティ・オブ・デリー空港、デリー・シティFC、プロテスタントのといったデリー呼称、対してロンドンデリー港、ロンドンデリーYMCAラグビークラブ、ロンドンデリー・チャンバー・オブ・コマースとロンドンデリーと称する場合もある。市内のほとんどの企業はペニーバーン、ローズマウントといったローカル地域名やフォイル川由来のフォイルを社名で使用することで他のコミュニティからの反発を避けている。は市内ではウォーターサイド駅と呼ばれる事が多いが、他駅ではデリー/ロンドンデリーと呼称されている。1984年5月7日に市議会は市が含まれる行政区を変更した時に、これにより市議会名もデリー市議会に変更された〔Change of District Name (Derry) Order 1984〕。市は地区と隣接しているが市名は変更せず、市議会も法的に「コーポレーション・オブ・ロンドンデリー(Corporation of Londonderry)」、より正式的に「メイヤー、アルダーマン・アンド・シチズン・オブ・ザ・シティ・オブ・ロンドンデリー(Mayor, Aldermen and Citizens of the City of Londonderry)」となっている〔Sections 7, 8 and 132 of the Local Government Act (Northern Ireland) 1972 (Eliz II 20 & 21 c.9)〕。ロイヤルメールのではロンドンデリー表記だが、デリー表記でも配達は可能である。
また市の別名として「メイデン・シティ(the Maiden City)」があるが、これは1688-89年にあった最も有名ななど17世紀に3度も包囲されたのにもかかわらず持ちこたえた歴史的事実に基づく。さらに地元の放送司会者であるは「ストローク・シティ」と名づけたがデリー/ロンドンデリーという「政治的に理にかなった」スラッシュ表記を風刺したものである〔(自身が出演していたで使用していた〔''The One Show'', BBC1, 15 July 2010〕)。最近では市内へ主要道路を走るドライバーを迎えるいくつかの大きな石柱がそびえ立つ風景を風刺的に「ウォールド・シティ(the walled city)」と呼ばれることもある。
デリーという呼称はアイルランドでは非常に多く使われており、少なくとも6の町と79の地点で使用されているだけでなく、デリーベグ、デリーボーイ、デリーレア、デリーモアと地名の一部で使われることも多い。
さらに、デリーとロンドンデリーの使用はアイルランドにとどまらず、アメリカ合衆国ニューハンプシャー州ではデリーという町があるが西にロンドンデリーという町が隣接している。ロンドンデリーは他にイングランドのヨークシャー、アメリカ合衆国バーモント州、カナダのノバスコシア州、オーストラリアの北部と東部に存在する。チリでもティエラ・デル・フエゴにがある。
スティーブン・キングの小説にアメリカ合衆国メーン州にある架空の町としてが登場する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ロンドンデリー」の詳細全文を読む




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