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レフティー・グローブ : ミニ英和和英辞書
レフティー・グローブ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

レフティー・グローブ ( リダイレクト:レフティ・グローブ ) : ウィキペディア日本語版
レフティ・グローブ[ちょうおん]

レフティ・グローブRobert Moses "Lefty" Grove, 1900年3月6日 - 1975年5月22日)は、1920年代 - 1930年代に活躍した元メジャーリーガー投手)。
速球のあまりの速さから、煙のように見えない「スモークボール」と呼ばれた。25歳でメジャーデビューしてから実働17年で300勝を挙げ、しばしば「史上最高の左投手」として名前が挙げられる。
== 略歴 ==
1920年、マイナーリーグのボルチモア球団に入団。5年間在籍したが、その間に112勝もの勝ち星を上げ、毎年インターナショナルリーグの最多奪三振投手になっていた。メジャーリーグからもオファーがあったが、チームのオーナーがずっとグローブの放出を拒んでいた。しかし1925年、フィラデルフィア・アスレチックスが当時としては史上最高額となる10万500ドルの移籍金を払ってグローブを支配下選手とした。同年4月にメジャーデビュー。1年目は怪我もあって成績は10勝12敗だったが、リーグ最多の奪三振116を挙げる。
デビューから2年目には最優秀防御率を記録したのに加えて、4年目の1928年には初の最多勝利を記録。また、7年連続でリーグ最多の奪三振投手となった。1930年1931年には二年連続で勝利数、防御率、奪三振の投手三冠に輝くなど、アスレチックスのリーグ3連覇(1929年1931年)に大きく貢献した。とくに、1930年はセーブ数と勝率もトップと活躍し、投手三冠王とセーブ王の同時獲得はクリスティ・マシューソン以来の快挙で投手全タイトル制覇(当時はタイトルではないものもある)を達成し、勝率でもトップになったため、チャールズ・ラドボーン以来の投手主要5部門制覇(投手五冠王)を達成した。
当時のアスレチックスは野手陣が充実していたこともグローブの成績を後押しした(詳しくはアスレチックスの項参照)。グローブは「投手がいい成績を残すコツは2つある。1つは体調を整えること。もう1つは肩の強い内野手と足の速い外野手をそろえることさ」と語っている。
1931年には日米野球で来日。のちに阪神タイガースの初代主将となる松木謙治郎(当時明治大)は著書「タイガースの生いたち―阪神球団史」の中で、グローブについて「ボールがキャッチャーミットに収まってから振る打者もいるようなありさまで、速球にはいくぶんの自信を持っていた私も、対戦した最初の3打席は三振。4打席目でやっとバットに当てたが、三塁へのファウルフライに終わった。」と記している。このとき、「グローブ君、投げました。あっ、球が速くて見えません!」という有名な実況が流れている。
1934年、球団の財政難のためボストン・レッドソックストレードされる。その年は再び腕の怪我を負い8勝に終わったが、翌1935年には最優秀防御率2.70に20勝をマークし復活。最優秀防御率に輝いたシーズンは、アスレチックス時代に5度、レッドソックス時代に4度と、実に9度にもなった。
1941年、41歳で現役引退。
1947年、記者投票によりアメリカ野球殿堂入り選手に選出された。1975年オハイオ州で死去。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「レフティ・グローブ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Lefty Grove 」があります。




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