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レビ記 : ウィキペディア日本語版
レビ記[れびき]

レビ記』(、)とは旧約聖書中の一書で、伝統的に三番目に置かれてきた。モーセ五書のうちの一書。ヘブライ語では冒頭の言葉から「ワイクラー」と呼ばれるが、これは「神は呼ばれた」という意味である。内容は律法の種々の細則が大部分を占めている。
==内容==
内容は大きく二つに分けられる。
#1章から16章および27章 - 儀式の方法、形式、清浄と不浄の規定など祭司のための規定集。
#17章から26章 - 神聖法集と呼ばれるすべての民に向けた規定集。
レビ記の規定はユダヤ教における律法の核となった。
*祭司の規定
 *献げ物に関する規定(1章~7章)
 *アロンの故事とそれにちなむ祭司の聖別などの規定(8章~10章)
 *清浄と不浄に関する規定(11章~16章)
*神聖法集
 *献げ物と動物の扱いに関する規定(17章)
 *厭うべき性関係に関する規定(18章)
 *神と人との関係におけるタブーに関する規定(19章)
 *死刑に関する規定(20章)
 *祭司の汚れに関する規定(21章)
 *献げ物に関する規定(22章)
 *祝い日に関する規定(23章)
 *幕屋に関する規定(24章1-9節)
 *神への冒涜などに関する規定(24章10-23節)
 *安息年とヨベルの年に関する規定(25章)
 *偶像崇拝の禁止と祝福と呪いに関する規定(26章)
 *誓いと関係する献げ物の規定(27章)
古代、ユダヤ教では『レビ記』の内容を神がシナイ山でモーセに語ったことであるとみなし、律法の源泉として尊重してきた。キリスト教にモーセ五書が受け継がれたとき、ユダヤ教の儀式から離れたキリスト教徒たちは、『レビ記』を「イエス・キリストの祭司職の予型」として新たに解釈しなおした上で受け入れた。このような『レビ記』解釈は『ヘブライ人への手紙』などに見ることができる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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