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リトル・ウィング : ウィキペディア日本語版
リトル・ウィング

「リトル・ウィング」Little Wing)は、ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス(以下エクスペリエンス)が1967年に発表した楽曲。
スローテンポで、スタジオエフェクトを通したヘンドリックスの歌声、ギターに、ベース、ドラム、グロッケンシュピールによる伴奏を特色とするR&Bに触発されたバラードである。歌詞的には、彼の曲でよく見られるように理想的な女性や守護天使のような存在を歌っている。ヘンドリックスの最も簡潔でメロディアスなフレーズが約2分30秒にこめられている。
「リトル・ウィング」の起源は1966年の "(My Girl) She's a Fox"(カーティス・メイフィールドに影響を受けたヘンドリックスの伴奏を特色としたR&Bの曲)の録音までさかのぼる。彼はプロデューサーの チャス・チャンドラーと関わるより前に、この曲をニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジでの演奏の際に発展させた。1967年6月のモントレー・ポップ・フェスティバルに触発されたのち、ヘンドリックスは10月25日、28日に「リトル・ウィング」を録音した。
本作品を収録したセカンド・アルバム『アクシス:ボールド・アズ・ラヴ』(以下『アクシス』)は1967年12月1日に英国で発売された。アメリカでは1968年1月15日に発売された。エクスペリエンスの公演の曲目に必ず入る『アクシス』中のたった2曲のうちの1曲で、頻繁にこの曲をライブで演奏し、その録音がヘンドリックスの死後早くにアルバム『ヘンドリックス・イン・ザ・ウエスト』(1972年)『ジミ・ヘンドリックス・コンサート』(1982年)に収められた。さらに最近、デモ音源やライブ公演の音源も発売された。「リトル・ウィング」はヘンドリックスのもっとも人気のある曲のひとつで、今では定番となり、様々な様式のミュージシャンによって解釈、演奏されている。『ローリング・ストーン』誌が選ぶ最も偉大な500曲第366位である。
==背景==
ジミ・ヘンドリックスの経歴はR&Bのギタリストに始まり、アイズレー・ブラザーズドン・コヴェイリトル・リチャードを含む多くの有名なR&Bアーティストと演奏、レコーディングしている。ヘンドリックスはカーティス・メイフィールドを含む他のR&Bギタリストなどから学んだ(カーティス・メイフィールドは渋いリズムのフィルやコードアレンジで知られていた)。 ヘンドリックスはメイフィールドのサポートメンバーとして1963年、ツアーに参加した。彼はこの経験を「カーティス・メイフィールドインプレッションズ (音楽グループ)との最高の公演だった。カーティスはほんとうにいいギタリストだよ、あんなに少しの時間でたくさん学べたな。彼はきっと今まで一緒に演奏してきた誰よりも刺激をくれたね、あの柔らかい音でね」と語っている。 1966年に、ヘンドリックスは"(My Girl) She's a Fox"という曲をR&BデュオのThe Icemenとともに収録した。 ヘンドリックスの伝記作者であるハリー・シャピロはこの曲を「カーティススタイルのノリとフレーズで、これこそ事実上「リトル・ウィング」の原型だね」と語っている。 のちにヘンドリックスのプロデューサーであるジョン・マクダーモットはヘンドリックスの"(My Girl) She's a Fox"への貢献を「エクスペリエンス以前の仕事では最も強力だったんじゃないかな。カーティスに影響を受けたヘンドリックスのギタースタイルが曲を傑作にしているね」と言っている。
ヘンドリックスによると、「リトル・ウィング」はもともと、1966年夏のJimmy James and the Blue Flames所属時、 グリニッジ・ヴィレッジでの演奏中に思いついた構想からなっている。 ヘンドリックスはのちに、エクスペリエンスでの1967年のモントレー・ポップ・フェスティバルでの演奏で自らがさらに刺激を受けたと語った。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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