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ミニステリアーレ : ミニ英和和英辞書
ミニステリアーレ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ミニステリアーレ : ウィキペディア日本語版
ミニステリアーレ[ちょうおん]
ミニステリアーレ:Ministeriale)は、中世ドイツ封建社会における身分の1つ。騎士に従って戦闘に参加するが主君の所領の管理なども行う。中世初期には非自由民であったが徐々に力をつけ、後には騎士階級と同化していった。「隷農の騎士」と呼ばれることもある。
下級騎士・従士・家人などと訳され、日本の封建社会でいう郎党小姓などに相当する。一般的には「家士」の語を当てることが多い。
諸侯が絶えず角を突き合わせていた当時の神聖ローマ帝国では戦争が絶えず、ミニステリアーレの中には複数の主君に仕える者も多くいた。戦争に赴く時はそこまで見劣りする物ではなく、騎士と殆ど変らない装備だった。

== 出現と概念 ==
ミニステリアーレ層が出現したのは10世紀前半のことであり、ドイツ王コンラート2世によって多くのミニステリアーレが導入された。同時期のフランス(カペー朝)やイングランド(ノルマン朝)の騎士と異なり、領主との契約によって臣従が規定されていただけでなく、彼らは自分たちの領主によって理論上「所有」されていることが多かった。これはミニステリアーレの起源が非自由身分の戦士出身であったことから、領主への経済的依存と世襲制が絡み合った結果に起因するものだからである。騎士、ラテン語ミリテスmilitesは、その人物の軍事的実力を暗示する単語であるが、このmilitesという語は戦士であるだけでなく、大変な実力者であることを示す自由騎士、すなわち経済的に他に依存する必要のない独立した領地を維持することの出来る支配階層を指す語としても用いられるのである。このため非自由身分の戦士層(ミニステリアーレ)と自由騎士を区別する用語が、特に法律学の立場から必要とされ、自由騎士は次第にミリテス・リベリmilites liberiという語が適用され、ミニステリアーレと区別されるようになった。しかしこのように厳密に区分されていたのは13世紀までで、14世紀になると両者の区別は次第に消滅していった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ミニステリアーレ」の詳細全文を読む




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